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特定外来生物「アライグマ」の防除にご協力をお願いします

更新日:202409101631


新着情報

 農業地域や山間部だけでなく、市街地にもアライグマの生息が確認されており、久留米市内全域に定着しています。
 屋根裏に住み着く生活環境への被害のほか、スイカ・トウモロコシ・ブドウなどの農作物への被害も多発しています。
 アライグマを見かけた、もしくは被害にあわれている場合は、ホームページ下記にある方法で防除へのご協力をお願いします。

目次

「アライグマ」とは

 「アライグマ」は、北米原産の侵略的外来種です。ペットや動物園の展示目的に日本に持ち込まれ、無責任な飼い主や業者により捨てられたり、逃げ出したりして野生化し日本各地で野外での繁殖が確認されています。
 生態系への影響、農林水産業への影響、人への健康被害への懸念から、外来生物法により特定外来生物に指定されています。
 侵略的外来種、特定外来生物についての説明は「外来種ってなんだろう」をご覧ください。

特徴一覧
名前 アライグマ
写真

 

アライグマその1アライグマその2アライグマその3

【出典:環境省ホームページ「日本の外来種対策」このリンクは別ウィンドウで開きます

小屋の壁を移動するアライグマ廃棄されたミカンを食べるアライグマアライグマの足跡

【出典:環境省「特定外来生物アライグマ」PDFファイル(1355キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きます

見た目
  • 頭から尻尾の付け根までは40~60センチメートル
  • 尻尾がしましま模様
  • 手足が5本指
  • 顔には、鼻から眉間にかけて黒い線
  • 目の周りには黒い帯、白いひげ
影響
  • 生態系への影響
  • 農林水産業への影響
  • 生活環境被害
  • 人への感染症や咬傷被害
習性等
  • 雑食性で、何でも食べます(生ごみやペットフードなども)。
  • 野生動植物はもちろん、野菜、果物、穀物など農作物も好んで食べます。
  • 繁殖力が旺盛です。4月から6月に出産し、一度に3~5頭の子どもを産みます。
  • 基本的には夜行性ですが、昼でも行動することがあります。
  • 手先が器用で、木や民家の柱などを登り、屋根裏に住み着く場合があります。その場合、糞尿による汚れや悪臭、騒音が発生します。
  • 水辺を好みますが、農村部、市街地どちらでも生息できます。
  • 可愛らしい見た目に反して、とても獰猛です。
  • 感染症の媒介になる可能性があります。
  • 決して素手で触らず、むやみに近づかないようにしてください。
久留米市内での捕獲実績
  • 【2023年度】111頭
  • 【2022年度】101頭
  • 【2021年度】83頭
  • 【2020年度】87頭
  • 【2019年度】44頭
  • 【2018年度】13頭
  • 【2017年度】9頭
  • 【2016年度】13頭
  • 【2015年度】4頭
  • 【2012年度】1頭
関連情報

アライグマによる被害

 該当する項目が1つでもあると、アライグマが住み着いている可能性があります。

被害チェック項目
田んぼ、畑
  • やわくなった地面に5本指の足跡があった
  • スイカに丸い穴が開いて中身が空になっていた

スイカ

  • トウモロコシがきれいに皮を剥かれて食べられていた

トウモロコシ

  • これまでに見たことのないような農作物の被害が出るようになった
住居、空き家、神社仏閣
  • 建物の周りに5本指の足跡があった
  • 柱等に5本指の爪痕があった
  • 天井裏で大きな足音がした
  • 天井裏から「クルルル」、「キュッキュッ」など甲高い鳥のような声が聞こえる
  • 飼い犬や猫のえさが食べられた
  • 外で飼育している金魚やメダカがいなくなった(食べられた)
共通項目
  • タヌキのような動物を見たが、尻尾にしましま模様があった

被害にあっている場合の対処

 被害の防止のために、捕獲器具の無料貸出を行っています。
 詳しくは「【アライグマ被害にあっている方へ】捕獲わなを無料で貸出します」をご覧ください。

一人ひとりにできること

 生物多様性の保全、外来種被害の未然防止のためには、一人ひとりが正しい知識を持ち、行動することが不可欠です。
 皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

被害を未然に防ぐためにできること

外来種被害予防3原則を守りましょう

「入れない」「捨てない」「拡げない」-外来種被害予防3原則-をご覧ください。

間違えやすい生きもの

アライグマ

タヌキ

アナグマ

テン

(出典)環境省「特定外来生物アライグマ」より

他の危険な生きものについてのリンク先

このページについてのお問い合わせ

 環境部環境保全課
 電話番号:0942-30-9043 FAX番号:0942-30-9715 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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