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特定外来生物「セアカゴケグモ」・「ハイイロゴケグモ」の防除にご協力をお願いします

更新日:202207131541


新着情報

 令和3年9月7日、諏訪野町にある事業所の駐車場でセアカゴケグモが発見されました。市職員が調査したところ、約50匹のセアカゴケグモと卵のうを発見し駆除しております。現在周辺を調査中です。周辺にも生息が拡大している可能性がありますのでご注意ください。
 基本的に大人しく攻撃的ではないため、気づかずに触れるようなことがない限り人間を咬むようなことはありません。
 夏から秋にかけて活動が活発になるため注意が必要です。
 発見した場合は、ホームページ下記にある方法で駆除をしていただき、市に連絡していただきますようお願いします。

目次

「セアカゴケグモ」・「ハイイロゴケグモ」とは

 「セアカゴケグモ」・「ハイイロゴケグモ」は、いずれも海外原産の侵略的外来種で、建築資材などの貨物に紛れ込んで侵入したと考えられています。
 生態系への影響や、人への健康被害への懸念から、外来生物法により特定外来生物に指定されています。
 侵略的外来種、特定外来生物についての説明は「外来種ってなんだろう」をご覧ください。

特徴一覧
名前 セアカゴケグモ ハイイロゴケグモ
写真

セアカゴケグモ(背中)

メスの背中

セアカゴケグモ(おなか)

メスのおなか

セアカゴケグモ(卵のう)

卵のう

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

ハイイロゴケグモ(背中)

メスの背中

ハイイロゴケグモ(おなか)

メスのおなか

ハイイロゴケグモ(卵のう)

卵のう(トゲがある)

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

見た目

メスの見た目

  • 体長約1センチメートル
  • 足は8本で、おしり側が丸くて大きい
  • 全体がツヤのある黒色
  • 背中とおなかに赤い模様

メスの見た目

  • 体長約1センチメートル
  • 足は8本で、おしり側が丸くて大きい
  • 茶色、黒色、灰色など色はさまざま
  • おなか側に赤い模様
毒について
  • 神経毒をもつが重症化することは少ない
  • おとなしく、攻撃性は低い
  • オスは体長約3ミリメートル程度と小さく、メスと違い人体に影響を及ぼす毒性はありません
同左
生息しやすい場所

物かげになるせまいところ、温かいところ

  • 植木鉢、プランターの持ち手や裏
  • 外に置いてあるサンダル
  • 自転車や自動車のタイヤ回りやバンパーの裏
  • エアコンの室外機の裏や窓わくの下
  • 遊具やベンチの裏
  • 側溝、排水溝、グレーチング
  • 自動販売機
同左
久留米市内でのこれまでの発見情報 セアカゴケグモ発見事例一覧PDFファイル(93キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きます これまでに久留米市内で見つかったことはありません
近隣自治体でのこれまでの発見情報 同左

かまれてしまったときの対処

 症状はさまざまです。
 ほとんどの場合、咬まれた瞬間に針で刺されたような痛みを感じます。
 重症化することは少ないですが、小さな子ども、お年寄り、アレルギー体質の方は、注意が必要です。
 重症化した場合は、息苦しさ、汗が出る、吐き気、血圧が上がるなどの症状があります。

おうちでできる処置

 かまれた部分を水や石けんで洗い流し、氷で傷口を冷やして様子を見ながら病院へ行きましょう。
 できればかまれたクモを殺虫剤等で殺して、ビニール袋に入れて病院へ持って行ってください。

医療機関の皆様へ

セアカゴケグモの症状と処置に関する情報が、以下に掲載されています。
「セアカゴケグモにかまれた」、「かまれたかもしれない」という患者さんが来院された場合に参考にしてください。

【抗毒素の投与が必要な場合の問い合わせ先】
聖路加国際病院
分担研究者
一二三亨さん
(連絡先)serumtherapy@slcn.ac.jp

一人ひとりにできること

 生物多様性の保全、外来種被害の未然防止のためには、一人ひとりが正しい知識を持ち、行動することが不可欠です。
 皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

外来種被害予防3原則を守りましょう

  1. 入れない-悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに日本に入れない-
  2. 捨てない-飼っている外来生物を野外に捨てない-
  3. 拡げない-外来生物を生きたまま別の地域に持ち出さない-

詳しくは、「入れない」「捨てない」「拡げない」-外来種被害予防3原則-をご覧ください。

セアカゴケグモにかまれないために

駆除する場合

 在来のクモの多くは人体には無害な益虫です。
 むやみに在来のクモを殺すことは、結果的に外来種の侵入を助けることにつながりますので、ご注意ください。

間違えやすい生きもの

名前 写真 特徴
間違えやすい生きもの
ジョロウグモ(メス)

ジョロウグモ(メス)の参考画像

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

  • 在来種
  • メス17~25ミリメートル
  • オス6~8ミリメートル
  • 黄色のしましま模様で、おしり付近が赤い
アシダカグモ(メス)

アシダカグモ(メス)の参考画像

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

  • 在来種
  • メス20~30ミリメートル
  • オス10~20ミリメートル
  • 家庭内に住む国内最大のクモ
  • 夜行性で、ゴキブリなどを捕らえてくれる
オオヒメグモ

オオヒメグモの参考画像

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

  • 在来種
  • メス5~8ミリメートル
  • オス2.5~5ミリメートル
マダラヒメグモ

マダラヒメグモの参考画像

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

  • 外来種
  • メス3.5~6.5ミリメートル
  • オス3.5~4.5ミリメートル
コゲチャオニグモ

コゲチャオニグモの参考画像

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

  • 在来種
  • メス8.5~16ミリメートル、
  • オス7~10ミリメートル
ザトウムシ類+タカラダニ

ザトウムシ類+タカラダニの参考画像

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

  • 在来種
  • ザトウムシ類(15ミリメートル程度)にタカラダニの一種が付着したもの
ヨコヅナサシガメ

ヨコヅナサシガメ単体の参考画像

【写真提供(福岡県環境部自然環境課)】

ヨコヅナサシガメの参考画像

  • 外来種
  • 16~24ミリメートル
  • 触ると刺されることがある

他の危険な生きものについてのリンク先

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 環境部環境保全課
 電話番号:0942-30-9043 FAX番号:0942-30-9715 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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