トップ > 創業・産業・ビジネス > 農林水産業 > 食育 > 第4次久留米市食育推進プラン
更新日:2022年08月01日 09時00分
我が国の食をめぐる環境は大きく変化してきており、様々な課題を抱えています。
少子高齢化の進行や人口減少、世帯構造の変化が拡大する中、健康寿命の延伸や生活習慣病の予防は、引き続き国民的課題であるとともに、食に関する価値観や暮らしの在り方は多様化し、健全な食生活を実践することが困難な場面も増えてきています。
本市では、市民みんなが参加し、久留米の食を大切にするため、平成18年11月に『久留米市食育都市宣言』を行いました。
また、食育基本法を受け、国の「食育推進基本計画」、県の「福岡県食育・地産地消推進計画」を踏まえ、『久留米市食育推進プラン(計画期間:平成19~平成22年度)』(以下、「第1次プラン」という。)、『第2次久留米市食育推進プラン(計画期間:平成23~平成27年度)』(以下、「第2次プラン」という。)、『第3次久留米市食育推進プラン(計画期間:平成28~令和3年度)』(以下、「第3次プラン」という。)を策定し、3つの視点と4つの柱に基づいて、教育、子育て、健康、農業、環境などの様々な分野で食育推進を図ってきました。
食育を推進するために、市民と協働して事業を推進するとともに、市民一人ひとりが、生涯にわたり自ら健全な食生活を実践し、食に関する感謝の念や理解をより一層深めることが大切です。また、今まで重点的に推進してきた「若い世代」や「子どもとその保護者」への取組は、基本的な生活習慣を形成していくうえで、引き続き力を入れて推進する必要があります。
第4次プランでは、これまでの食育推進プランの取組を継続して推進しながら、『新しい生活様式』に対応するとともに、食育は『SDGs(持続可能な開発目標)』の達成に寄与するものであることを踏まえ、教育や子育てを中心に健康や農業、環境の視点を生かした食育施策を効果的に推進します。
食育基本法の前文にある基本理念を踏まえるとともに、国の第4次食育推進基本計画の基本的な方針(重点事項)を考慮し、目標像として掲げます。
食育基本法前文(一部抜粋)
『すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生き暮らすことができるようにすることが大切である。』
『…様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てることが求められている。』
第4次食育推進基本計画(国)の基本的な方針(重点事項)
3つの基本視点(推進の考え方)を踏まえて、基本施策、共通施策に基づく取組を推進します。
3つの基本視点
基本施策
共通施策
食育への理解と関心を高める
食は、私たちが生きていくうえで、無くてはならない基本的なものです。そのため、食育は特別なときだけ取り組むものではなく、家庭、地域、保育所、幼稚園、学校、職場など私たちの毎日の生活の中の様々な場面において、自らが主体的に取り組むことが必要です。
生活の様々な場面で取り組む市民の行動指針を次のとおり設定していますので、皆さんで取り組んで下さい。
第4次久留米市食育推進プラン【概要版】(2349キロバイト)