トップ > 健康・医療・福祉 > 障害者支援・地域福祉・生活支援 > 障害者福祉情報と相談窓口 > 障害者就労施設製品等の利用促進について「その仕事、障害者就労施設に発注できませんか?」
更新日:2024年03月26日 15時52分
障害のある人の自立した生活のために、経済的な基盤の確立は不可欠です。障害者就労施設へ商品やサービスを発注することも、障害のある人の自立した生活の支援に繋がります。
障害者就労施設とは、一般企業などへの就労の訓練のため、又は一般企業などでの就労が困難な障害のある人の就労のための施設です。指定障害福祉サービスの就労移行支援事業所、就労継続支援事業や地域活動支援センター、小規模作業所などが代表的なものです。
物品の製作・販売や役務(サービス)の提供を行っており、売り上げは、工賃として施設を利用する障害のある人の収入となります。
近年では障害のある人の就労意欲の高まりに応じて、これらの施設の利用者数が伸びてきています。障害者就労施設の仕事を確保し、その経営基盤を強化することが課題となっています。
障害者就労施設では、さまざまな物の生産、製造、加工、販売を行っています。
代表的な商品としては、弁当やパン、お菓子などの食品。また小物や雑貨などを製作・販売している事業所もあります。
事前に相談・予約があれば、ある程度、まとまった数量を提供することもできます。
役務(サービス)を提供している事業所もあります。
商品の箱づめや袋づめ、シール貼りといった軽作業、名刺やチラシ作製などの印刷業務、データ入力作業、ビル、マンション等の清掃作業や除草作業など。
この他にも、相談に応じて対応できる作業もあります。
販売している商品は、市内の道の駅やスーパーで購入できるものもあります。もちろん施設で直接購入することも可能です。
事前に調整・予約をすれば、地域の行事や子ども会などの景品やお弁当をまとめて注文することもできます。
不動産管理業務における物件の清掃作業や管理地の除草作業等を委託することもできます。また、店舗用の販売促進グッズ、社員用の名刺作製等を施設に発注することで、企業のイメージアップにもつながります。
一般社団法人アカルカ福祉協会が、久留米市市民活動・絆づくり推進事業費補助金を活用して、市と協働により『久留米の障害のある人が作った商品カタログ「KIRARI」』を作成しております。
【全体版】
【分割版】
上記のカタログの他、物品や役務を取り扱う障害者就労施設が分からない場合は、下記の福岡県セルプセンター「共同受注窓口」へご相談ください。
市外の施設も含めた障害者就労施設の斡旋や発注内容の施設との調整を行っています。
福岡県セルプセンター「共同受注窓口」
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