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更新日:2024年10月04日 15時49分
久留米市には、鉄道や路線バス、タクシーなど様々な公共交通機関が運行しています。
しかし、公共交通の存在は、当たり前ではなくなってきています。
人口減少や自動車の普及により公共交通の利用が減少し、運転手不足も深刻な問題となっていることから、
利用者へのサービスの確保が非常に難しい状況となっています。
未来に、鉄道・路線バスが存在してくれるかどうかは、今、あなたの「1回」の利用にかかっているといっても過言ではありません。
車に乗って座ったまま移動することは快適ですが、運動不足になりがちです。
一方、公共交通を使えば駅やバス停まで歩いたり、鉄道・バスの中で立ったりする機会が増えるため、運動量は増え消費カロリーも増加します。公共交通は運動不足の解消や健康増進に役立つ、健康によい移動手段といえます。
公共交通での移動に伴う消費カロリーは、車と比べて約2倍で、118キロカロリー多くなります。
このほかにも、駐車場を探す心配がない、事故のリスクが低い、環境にやさしい、運転免許証が不要で幅広い世代が利用できるなど、たくさんのメリットがあります。
交通事業者も、65歳以上の人を対象とした定期券の販売など、公共交通の利用を促す取り組みを行っています。詳しくは下記西鉄グループホームページをご確認ください。
なお、私たちが路線バスを1年に1回(往復)利用するだけで、年間で約1億3千万円の運賃収入が確保され、運行経費を補填することができます。公共交通の良いところをうまく活かして、外出しましょう。
車は便利です。でも、公共交通機関の選択肢も考えてみましょう。(それぞれの乗り物をクリックしてみましょう。)
久留米市では、駅やバス停が近くになく、公共交通の利用が不便な地域は、鉄道や路線バスを補完し、日常生活を支える基本的な移動手段の役割を担う生活支援交通として、「よりみちバス」と「コミュニティタクシー」という2つの制度を導入しています。
久留米市では、市域の公共交通の情報をまとめた「公共交通マップ」の作成や、公共交通に関する様々な展示を行う「バス・鉄道展」の開催を行っています。
その他にも、久留米市が抱える地域公共交通の問題に対応し、将来にわたって市民の生活を支える「持続可能な地域公共交通体系」の構築に向け、様々な取組み目標等を計画に定めています。
地域のニーズに応じた多様な形態の運送サービスの普及を促進し、旅客の利便を向上させるため、地域の実情に応じたバス運行の態様および運賃・料金・事業計画等について関係者(交通事業者、市民等を含む利害関係者)と協議を行いながら決定・実施しています。