トップ > 観光魅力・イベント > 文化財・歴史 > 展示会・イベント情報 > 新収蔵資料紹介『歯車を回転させて加減乗除 -手廻計算器-』3月の展示・六ツ門図書館展示コーナー
更新日:2025年03月24日 14時57分
令和6年11月12日に寄贈された手廻計算器「タイガー計算器」を初公開します。タイガー計算機株式会社(現・タイガー計算器(株))から販売されたものです。
大本寅治郎(1887~1961)が、4年の歳月を掛けて発明考案し、東洋初の計算機として大正12年(1923)に商品化され、機械式計算機としては日本国内で最も普及することとなりました。ハンドルを回して機械内部の歯車を回転させて、足し算、引き算、掛け算、割り算(四則演算)を行います。1970年頃まで会計や設計業務などに盛んに用いられていました。
大正から昭和時代、ガチャガチャと音を立てて計算していた事務室の様子を思い浮かべながら、ぜひご覧ください。
新収蔵資料紹介コーナー令和6年度3月・展示解説シート(385キロバイト)