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更新日:2024年08月30日 15時45分
ギャンブル等依存症とは、ギャンブル等にのめり込むことにより、「やめたくてもやめられない」状態をいいます。意思が弱い、だらしないからやめられないのではなく、依存症は誰でもなる可能性がある病気です。
依存症は「否認の病気」とも言われており、本人が病気と認識することは困難なため、放置しておくと症状が悪化し、社会生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
ギャンブル等依存症は、適切な治療や支援により、回復が十分に可能です。
なお、ギャンブル等依存症対策基本法(平成30年10月5日施行)において、国民の間に広くギャンブル等依存症問題に関する関心と理解を深めるため、毎年5月14日から5月20日まで「ギャンブル等依存症問題啓発週間」と定められています。
保健所では、アルコール・薬物・ギャンブル依存症に関するご本人やご家族からの相談をお受けしています。
相談は電話、来所などの面談、メールなどの方法があり、保健師、精神保健福祉士、医師などの専門職が対応します。ご相談の状況では必要に応じて、保健師等が家庭訪問して相談を行うこともあります。
「(自身が、あるいは家族や知人が)依存症かもしれない」そう思ったら、1人で抱えこまず、また1人で解決しようとせずに、まずは、保健所にご相談ください。
福岡県では、依存症相談拠点機関として福岡県精神保健福祉センターで相談を受けています。
また、福岡県ではギャンブル等依存症の相談に加え借金問題等への相談にも対応する「ワンストップ相談会」を開催します。
医師、司法書士が相談を受けます。
ギャンブル等依存症は、同じような経験をもつ人同士が体験や思いを分かち合い、ギャンブル等依存症に関する正しい知識や対応方法を習得することが効果的な回復手段であると言われています。
自助グループとは、ギャンブル等依存症からの回復を目指すご本人やご家族が自主的に運営するものです。参加者と体験を共有し、分かち合い、自分の抱える問題や悩みに対処する力を得ていくことができます。
市内で活動する自助グループは下記のとおりです。
詳細は下記の団体へお問い合わせください。