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更新日:2021年09月03日 13時08分
久留米市では、久留米ツツジとコスモスを市の花に、次の五つを市の木に指定しています。
久留米市でも人気のある落葉樹です。ブリヂストン通りからけやき通りにかけて植えられている街路樹のケヤキは、大きく枝を伸ばし、久留米市の顔となる緑の景観をつくっています。ケヤキは、自動車から排出される二酸化窒素などを吸収し、大気をきれいにする効果が高いといわれています。
冬に付ける赤い実が、青空をバックにくっきりと映え、とても印象的な常緑樹です。街路樹は、暑い時期に涼しい木陰をつくるほか、強風を防ぎ、火災などの火が広がるのを防ぐ役割もあります。特にクロガネモチは燃えにくい木といわれており、住宅街など町なかの街路樹に多く使われています。
久留米市内の学校のほとんどで見ることができます。また、市が指定している保存樹木や保存樹林の中でも最も多い種類です。大きく成長したものでは幹の周囲が5メートルに達するものもあります。
久留米市内では、特に山本町柳坂曽根のハゼ並木が有名です。この並木は、有馬藩によって寛保2年に明かり用のろうの原料として植樹されたものです。現在、老木のハゼは天然記念物に指定され、全国街路樹100選にも選ばれています。晩秋の、真っ赤に染まったハゼ並木は多くの見物客で賑わいます。
久留米市は、植木と苗木の生産地。つばきも多く生産しています。冬に咲くつばきの花は人気があり、家庭でも植えていただきたい樹木です。草野町にある「久留米つばき園」は、約3ヘクタールの広さの中に久留米つばき保存会や草野地域の有志のご協力で約500品種、2,000本のツバキ類を植栽しています。また、ツバキゾーン、ツツジゾーン、シャクナゲゾーン、モミジゾーン、梅園とゾーニングされており、年間を通して四季が感じられる場所です。