トップ > 組織からさがす > 教育部学校施設課 > お知らせ > 市立小中学校施設の耐震化状況及び耐震診断結果について(2014年度)

市立小中学校施設の耐震化状況及び耐震診断結果について(2014年度)

更新日：2024年01月26日 11時03分

このページの評価をお願いいたします。

1.本市の耐震化状況

　本市の市立小中学校施設の全棟数は279棟です。平成25年度までに耐震診断、耐震補強工事をすべて終え、耐震化率（平成26年4月1日現在）100％を達成しました。

　本市の市立学校施設（小中学校、特別支援学校、高等学校）の耐震化状況は、全棟数299棟で耐震性のある棟数は297棟であり耐震化率（平成26年4月1日現在）は99.3%（299棟のうち297棟）となっています。

2.耐震診断結果

　これまでに行った耐震診断（用語解説参照）の結果は、以下のとおりです。
　耐震診断の結果の欄については、Is値を基に下記のA、B、Cで表示しています。
　A:Is＜0.3
　B:0.3≦Is＜0.7
　C:Is≧0.7
Is値（構造耐震指標）とは、耐震診断の結果を数値化したもので、建物の耐震性能を表す指標です。地震力に対する建物の強度、地震力に対する建物の靭性（変形能力、粘り強さ）が大きいほど、この指標も大きくなります。Is値による安全性の基準は一般に以下のように言われています。
　Is＜0.3:大規模な地震に対して倒壊、又は崩壊する危険性が高い
　0.3≦Is＜0.6：大規模な地震に対して倒壊、又は崩壊する危険性がある
　Is≦0.6：大規模な地震に対して倒壊、又は崩壊する危険性が低い
　（大規模な地震とは、震度6強以上の地震を想定しています。）
一般的な建物の安全性の基準は「Is≧0.6」ですが、文部科学省では児童生徒の安全性を特に考慮し、「Is≧0.7」にすることを求めています。

　なお昭和56年6月の建築基準法施行令改正後の基準により建築された建物、又は木造以外の校舎等で階数が1つ床面積の合計が200平方メートル以下の建物は、制度上、耐震診断の対象外です。

用語解説

　耐震診断
　既存鉄筋コンクリート造建築物等の耐震診断基準に基づいて、コンクリート強度調査（圧縮試験、中性化試験）、構造調査（鉄筋・鉄骨の腐食の度合い、鉄筋の太さ、鉄筋の間隔、コンクリートかぶり厚の調査）及び建物の目視による調査を行い、その結果を耐震診断プログラムで解析し、耐震性能を数値化することです。

▲このページの先頭へ