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久留米ふるさと大使川瀬露秋さんが第46回松尾芸能賞を受賞
更新日:2025年03月14日
15時10分
川瀬露秋さんの第46回松尾芸能賞優秀賞の受賞が決定しました
久留米ふるさと大使の川瀬露秋(かわせろしゅう)さんが「第46回松尾芸能賞 優秀賞」を受賞することが決定しました。
川瀬露秋さんは、平成29年度から市主催の邦楽演奏会にご出演され、久留米市の邦楽振興に貢献いただいております。
今年度も、令和7年3月15日(土曜日)に石橋文化ホールにて開催される「春を彩る邦楽のしらべ」にご出演予定です。
これまで久留米市の文化芸術の振興にご協力いただきました川瀬露秋さんに心より御礼を申し上げますとともに、松尾芸能賞の受賞をお祝いいたします。
- 松尾芸能賞とは、日本の伝統ある劇場芸能を振興し、もって我が国独自の文化、芸能の保存及び向上に寄与することを目的とし、各種演劇演技・舞台音楽・舞台施設・劇場演出・伝統芸能など、芸能界各種部門にて貴重な実績を残し、或いは将来を期待される個人又は団体を表彰する賞。
川瀬露秋氏のプロフィール
久留米市出身。7歳より箏・三絃を三原幽香に師事。生田流箏曲、九州系地歌・箏曲白秋会の家元川瀬白秋の内弟子となり、同時に九州系地歌の井上道子にも師事。
- 1982年 中学卒業後、15歳で上京。
- 1988年 小林露秋の名を許され、多数の演奏会に出演する。また歌舞伎における黒御簾演奏、長唄、常磐津、清元、義太夫、能など古典から新作まで数々の箏・胡弓の編曲、舞踊の地方を国内外で務める。
- 2009年 川瀬白秋の養女となる。
- 2011年 川瀬露秋改名披露。白秋会50周年記念演奏会(国立 劇場)にて、竹本駒之助氏による「壇の浦兜郡~阿古屋」を演奏し、改名披露。
- 2012年 文化庁補助事業「伝統長唄伝承の会」にて「初雁傾城」の胡弓演奏。
- 2013年 京都 南座・市川海老蔵公演「源氏物語」箏の楽曲創作を担当。
- 2014年 京都南座、熊本八千代座にて、坂東玉三郎特別 公演に参加、胡弓演奏。藤井泰和アメリカシアトル地歌公演に参加、演奏。
- 2015年 「くるめふるさと大使」就任。
- 2017年 アメリカ・モデスト市との姉妹都市締結二五周年を記念し、市長とともに久留米市より派遣され、文化交流として箏や三絃を披露。久留米シティプラザ・久留米座にて、川瀬露秋プレゼンツ・邦楽コンサート「和の調べ」を開催し、箏、地歌、胡弓の演奏を披露。
- 2018年 箏曲のふるさと久留米「春を彩る邦楽のしらべ」に、藤井泰和氏とともに出演。
現在、藤井泰和に師事し、九州系地歌の研鑽に励みながら、舞踊の地方、歌舞伎音楽の演奏や作曲に携わるなど、三曲のみならず幅広い活動を国内外にて行っている。また、若手歌舞伎俳優や白秋会後進への指導を積極的に行うなど九州系地歌・箏曲、胡弓の普及に努めている。
- 2014年 「創造する伝統賞」受賞 。
- 2016年 「第20回日本伝統文化財団賞」受賞。
- 2019年 「第39回伝統文化ポーラ賞奨励賞」受賞。
- 2025年 「第46回松尾芸能賞優秀賞」受賞 。
(公社)日本三曲協会理事。生田流協会常任理事。白秋会会長。
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