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更新日:2022年08月12日 14時31分
令和4年7月30日(土曜日)、小学生と保護者の方を対象にした、夏休み子ども市場探検隊を開催しました。早朝6時に、31人の子どもたちと保護者の方が市場に集合しました。
水産物部のせりの様子です。スピーカーを持って大声で話す「せり人」の方の迫力に圧倒されながら、せりの様子を見学しました。
生きたまま港からトラックで運ばれてきた魚を新鮮なまま泳がせておくための「いけす」です。鯛を網ですくうことに挑戦。ピチピチ跳ねる鯛に驚いた子も。
市場の南極、マイナス50度の大型冷凍庫です。水揚げされた直後に凍らせたマグロなどが外国から届きます。それをカチンコチンに凍らせたまま保管しておくところです。ここで凍らせたバナナで釘が打てるほどの寒さに驚いていました。ちなみにここで凍らせたバラも、握るとあっという間に崩れてしまいます。
青果部のせりの見学です。青果(野菜・果物)のせりは、水産物のせりとは少し違います。「札せり」といって、買い手は値段を札に書いてせり人に見せています。
生鮮食料品が私たちの食卓に届くまでの流れをお勉強しました。青果卸売会社の方からも「体にいい野菜と果物を、これからもたくさん食べてくださいね」というメッセージをいただきました。
最後に、水産物部の仲卸業者さんのお話を聞きました。普段、切り身の状態で見ることの多い魚をたくさん見ることができました。
海のない久留米で美味しいお魚が頂けるのは、市場があるからなのですね。
参加した子どもたちは、朝早くから市場で働いている方々を間近で見て、私たちが普段何不自由なく食べ物を頂くことができることのありがたさを感じたようでした。