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こどもこそだてサポーターズ久留米養成講座の受講者募集
更新日:2024年12月27日
15時40分
こどもこそだてサポーターズ久留米養成講座について
この養成講座は、久留米市を虐待のない笑顔あふれるまちにするために「みんなで子育て・のびのび子育て・らくらく子育て」を実現する、支援者向けの知識とスキルをプログラム化した全4回の連続講座です。
昨年度まではオンライン形式で開催していましたが、今年度についてはオンライン(オンデマンド)講座と対面(集合型)講座を組み合わせたハイブリッド形式で開催します。
対面講座は一時保育も実施します(要予約)。
教育関係者、保育関係者、保健関係者など、久留米市で子ども子育てに関わっておられる方はもちろん。
今後関わってみたいとお考えの方のご参加もお待ちしております。
講座について
- 対象
子どもの未来を支援したい人、地域の支援者、PTAや学童保育関係者
保育園・幼稚園職員・教職員などの教育関係者、医療・保健関係者など。
- 原則として、久留米市にお住まい又は勤務されている方で、全講座受講できる方を優先します。
- 募集人数
40名程度
- 日程
全4回(令和7年2月5日(水曜日)~令和7年2月23日(日曜日))
- 受講料
無料
- 講座形式
第1回はZOOMミーティングを使用し、オンライン対話型で行います。
第2回はYouTube動画を限定公開します。
※どちらも、各自Wi-fi環境の整った場所で受講してください。
第3・4回は対面講座(集合型)となります。
- その他事項
第1・2回については、テキストや資料を事前にメールでお送りします。
受講時までに各自印刷等してご準備をお願いします。
各回の講座終了後には、アンケート型のレポートを提出していだだきます。
全講座を履修し、レポートを提出された方には後日、修了証をお送りします。
日時
- 令和7年2月5日(水曜日)18時30分~20時30分【オンライン講座】
- 令和7年2月5日(水曜日)~令和7年2月15日(土曜日)【オンデマンド講座】
- 令和7年2月16日(日曜日)13時00分~16時00分【対面講座(集合型)】
- 令和7年2月23日(日曜日)13時00分~16時00分【対面講座(集合型)】
場所(第3・4回対面講座)
- 第3回(令和7年2月16日)
久留米市野中生涯学習センター 本館2階 講習室(久留米市野中町1075番地2)
※会場が変更となりました。ご留意ください。
- 第4回(令和7年2月23日)
久留米市役所 4階 401会議室(久留米市城南町15番地3)
ご来場の際は、東側エレベーターをご利用ください(両替町公園側)
- 一時保育あり
対象は生後6か月~未就学のお子さんです。
費用は無料。
お申込みの際に、一時保育の希望についてもお知らせください。
一時保育の枠には限りがありますので、ご利用予定の方はお早めにお申込みください。
講座の概要
第1回(ZOOM)
- イントロダクション
本講座(CAS-K)の目的の共有、何をめざして支援するのかをお伝えします。
自己紹介等をします。
- ベクトルを合わせる
アクティビティ
権利を整理し、権利を落とし込みます。
- アタッチメント形成と発達
子どもとその発達をどう考えるのか。
「アタッチメント」を軸にして紹介します。
第2回(YouTube)
- 子育ての考古学
「家族の誕生と進化」と「言葉の誕生と農業の発明」
子どもを家族や社会で育てることで人類が進化してきたことを紹介します。
家族を維持するための利他原理が人間主義(ヒューマニズム)や人権や民主主義をつくってきたことを紹介します。
- エンパワメント
近代は移動と情報の効率化によって民族や性別などのグループの差を利用した搾取や暴力が固定化しました。
支援や教育も固定化を支えるものにもなりがちでした。
その中でパウロ・フレイレ等によって提案された新たな教育・支援哲学を紹介します。
- セルフケア
傷ついた人や困っている人を支援することは他者の「苦痛」にかかわることでもあります。
その活動は心の傷「2次的トラウマ」だけではなく、身体的不調さえ引き起こします。
支援者自身の身体的・精神的健康を維持するための考え方や方法を紹介します。
第3回(対面講座)
- 家族の変遷-目に見えない社会の構造-
近代を迎え社会グループでの活動が盛んになると、子育てをするための家族の存在基盤が揺らぎ始めます。
女性に押し付けられようとした家族と子育てを社会の中で再構築する歩みを紹介します。
- 暴力の構造
構造を知ると防げるものが増えます。
力の不均衡が起きるところに差別が起こり、暴力によって固定化されます。
なぜ子どもに暴力が向かうのか、絶対にNOと言えるためにその構造を理解し、被害者心理、加害者心理の理解へと繋げます。
- 虐待を防ぐ
人間は支援と依存によって複雑な人間関係を機能させます。
その関係のバランスが崩れると支配や暴力になってしまいます。
絶えず人間関係の中の暴力を意識し排除することが良好な人間関係を作る効果的な手法となり、子どものSOSを見逃さない対応に繋がります。
- こどもの声を聴くアドボカシー1
発達支援は意見形成と意見表明の支援でもあります。
アドボカシー活動の意味と意義を整理し、仕組みを理解します。
第4回(対面講座)
- こどもの声を聴くアドボカシー2
前回のしくみを踏まえ、実際の子どもとの会話の中でどのように接したらよいのか、対話の発達支援の方法を演習形式で学びます。
- 心理的安全性
多くの支援はチームで行われます。そして支援を受ける人もいくつも人間関係やチームの中で暮らしています。
チームの能力が最も発揮されるのは内部の心理的安全性が確保されているときという研究成果などから、「子ども子育て支援」で一貫した「安全性」や支援者が陥りがちな「叱る依存」という考え方を紹介します。
- ペアレントトレーニング
世界中にさまざまな子育ての手法を整理して保護者が実践するためのプログラムがあります。
その一部を学びながら、子育ての孤立化を防ぐ考え方を紹介します。
対話の仕方、日常の中の権利意識を具体的な例で実践します。
- 演習とディスカッション
- クロージング
全体の振り返りと感想を語り合います。修了書を授与します。
講師
NPO法人にじいろCAP
お申込みについて
- お申込み期間
令和6年12月25日(水曜日)から令和7年1月31日(金曜日)
QRコードを読み取り、電子申請フォームよりお申込みください。
ふくおか電子申請サービス「こどもこそだてサポーターズ久留米養成講座」参加申込URLからもお申込みが可能です。
参加決定した方には事前にテキストや資料をお送りしますので、電子申請の際には必ず書類添付が可能なメールアドレスを記入してください。
携帯電話のキャリアアドレスの場合、容量不足等で資料の送受信ができない場合がございます。
可能な限り、フリーアドレスをご登録いただくようにお願いいたします。
お問い合わせ先
〒830‐8520
久留米市城南町15番地3
久留米市役所 子ども未来部 家庭子ども相談課
電話番号:0942‐30‐9063 FAX番号:0942‐30‐9718
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