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DV(ドメスティック・バイオレンス)ってなに?

更新日:202403261337


DV(ドメスティック・バイオレンス)とは?

DVとは

DVとは、英語の「Domestic Violence (ドメスティック・バイオレンス)」の頭文字を取って略したものです。一般的には「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」という意味で使用されます。

デートDVとは

「結婚していない交際相手からふるわれる暴力」のことを、「デートDV」と言います。デートDVは、特別なことではなく、中学生、高校生など若い人のあいだでも起きています。

「好きだから、気持ちを通じ合わせたい」「一緒にいたい」というのと、「自分の思いどおりに動いてほしい」「独り占めしたい」と相手をコントロールしたり、「自分のモノ」として扱うのは違うことです。相手をコントロールしたり、「自分のモノ」として扱ったりすることは、交際相手に対する「暴力」である「デートDV」にあたります。

デートDVって?(内閣府男女共同参画局)このリンクは別ウィンドウで開きます

暴力にあたるもの

一口に「暴力」といっても様々な形態が存在します。これらの様々な形態の暴力は単独で起きることもありますが、多くは何種類かの暴力が重なって起こっています。また、ある行為が複数の形態に該当する場合もあります。

様々なかたちのDV
身体的暴力

殴ったり蹴ったりするなど、直接何らかの有形力を行使するもの。
刑法第204条の傷害や第208条の暴行に該当する違法な行為であり、たとえそれが配偶者間で行われたとしても処罰の対象になります。

平手でうつ
足でける
身体を傷つける可能性のある物でなぐる
げんこつでなぐる
刃物などの凶器をからだにつきつける
髪をひっぱる
首をしめる
腕をねじる
引きずりまわす
物をなげつける

精神的暴力

心無い言動等により、相手の心を傷つけるもの。
精神的な暴力については、その結果、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に至るなど、刑法上の傷害とみなされるほどの精神障害に至れば、刑法上の傷害罪として処罰されることもあります。

大声でどなる
「誰のおかげで生活できるんだ」「かいしょうなし」などと言う
実家や友人とつきあうのを制限したり、電話や手紙を細かくチェックしたりする
何を言っても無視して口をきかない
人の前でバカにしたり、命令するような口調でものを言ったりする
大切にしているものをこわしたり、捨てたりする
子どもに危害を加えるといっておどす
なぐるそぶりや、物をなげつけるふりをして、おどかす

性的暴力

嫌がっているのに性的行為を強要する、中絶を強要する、避妊に協力しないといったもの。
夫婦間の性交であっても、刑法第177条の強制性交等罪に当たる場合があります。(夫婦だからといって、暴行・脅迫を用いた性交が許されるわけではありません)

見たくないのにポルノビデオやポルノ雑誌をみせる
いやがっているのに性行為を強要する
中絶を強要する
避妊に協力しない

経済的暴力    生活費を渡さない、借金をさせるなど
   外で働くなと言ったり、仕事を辞めさせたりする
   生活費を細かくチェックする
社会的暴力    電話やメールを細かくチェックする
   許可なしで外出させない
   家族や友人とのつきあいを制限する

DV被害を受けたら、聞いたら、一日も早い相談を

DVは、重大な人権侵害であり、決して「他人事」ではなく、誰にでも起こりうる問題です。どんな理由があっても、暴力は決して許されるものではありません。

「こんなことで相談してもいいのかな…」、「自分にも悪いところがあったから…」、「私だけが我慢すればいい…」などと一人で抱え込まないでください。
不安や心配なその気持ちを話せる場所があります。

気になることがあれば、一人で悩まず、専門の相談窓口へ相談してみましょう。

また、あなたの家族・友人・知人がDVの被害を受けていたら、自分で解決しようとせずに、専門の相談窓口への相談を勧めましょう。早めの相談が重大な被害を防ぎます。

このページについてのお問い合わせ

 協働推進部男女平等政策課
 電話番号:0942-30-9044 FAX番号:0942-30-9703 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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