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久留米市国土強靱化地域計画
更新日:2024年07月03日
11時28分
久留米市国土強靱化地域計画について
1 計画策定の主旨
国において、頻発する災害から国民の生命と財産を守るため「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」が施行(平成25年)され、また、市町村の地域計画に基づいた事業への国庫補助金の重点化や優先採択、令和4年度以降の「要件化」が示された。
そこで、国庫補助金を活用する強靭化施策を中心に、同法に基づいた、「久留米市国土強靭化地域計画」を策定
2 計画の位置付け
国の計画策定ガイドラインや福岡県が策定した地域計画を踏まえるとともに、総合計画や地域防災計画等と連携する計画
3 計画の構成
- 第1章 地域計画の位置付け
- 第2章 本市の地域特性
- 第3章 国土強靭化の基本的な考え方
- 地域を強靭化する上での目標、自然災害の想定と施策の基本方針
- 第4章 久留米市の強靭化の策定
- 脆弱性評価の考え方、起きてはならない最悪の事態(以下「リスクシナリオ」)の設定
- 脆弱性の分析・評価と対応策、リスクシナリオ毎の強靭化施策
4 計画の概要
- 基本目標の設定
国及び県が基本計画に掲げる基本目標を踏まえ、以下の通り設定
- 人命の保護が最大限図られる
- 市及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持される
- 市民の財産及び公共施設に係る被害の最小化
- 迅速な復旧復興
- 計画期間と目標値の設定
国のガイドライン等を参考に、期間の設定は行わず、総合計画等を考慮し、概ね5年毎に見直すことを基本としつつ、状況の変化を踏まえ、不断の見直しを行う。
また、主な事業の目標値(令和7年度)の設定と全ての事業の進捗管理を行う。
- 施策の推進方針
国及び県の計画に基づいた8つの「事前に備えるべき目標」と、本市の地理的条件や災害特性も踏まえた20の「リスクシナリオ」に連動する強靭化施策の推進方針を整理。
5 別冊(令和5年7月に発生した災害を踏まえて重点的に推進する施策)
- 別冊の概要
- 重点的推進施策の考え方
近年、久留米市では毎年のように観測史上最大を塗り替える豪雨が発生し、浸水被害等市内各所で頻発している。特に、令和5年7月には、線状降水帯による豪雨で、市内広範囲にわたる浸水被害に加え、山間部で土砂災害も発生し、多くの方が被害に見舞われた。今後、このような被害を繰り返さないよう、「令和5年7月に発生した災害を踏まえて重点的に推進する施策」を久留米市国土強靭化地域計画に別冊で追加し、国や県と連携しつつ、地域住民や事業者等との協働により久留米市の強靭化を強力に推進する。
- 令和5年7月に発生した災害のレビュー
令和5年7月の大雨における水害の進行をレビューし、被害の発生状況等を整理するとともに、対応状況を振り返る。その上で、このような被害を防止するための対策や最小限に抑える様々な対策を抽出する。
- 重点的に推進する施策
令和5年7月に発生した災害のレビューで抽出した対策の必要性を目的別に再整理し、その目的を達成するために関係機関が取り組む具体的な施策を「重点的に推進する施策」としてとりまとめる。
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