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更新日:2021年07月27日 15時22分
農産物の生産で最も重要なことは、食品としての安全を確保することです。
お店で「この農産物は誰がどこで作ったのか」、「どんな農薬や肥料を使って育てられたのか」など、気になったことはありませんか?
GAP(農業生産工程管理)とは、生産履歴の記録や農薬・肥料の適正な使用、水質や土壌の適正管理など、定められた点検項目に沿ってチェック及び評価を行うことによる持続的な改善活動のことで、主に食品安全の世界共通規格であるグローバルGAP、アジア地域を主眼としたアジアGAP、国内向けのJGAPなどがあります。
GAP認証の取得は、準備段階から、審査機関への申込み及びその後の評価を経て、取得までに半年から1年程度かかります。
認証の取得には一定の費用がかかり、有効期間は通常2年間で更新が必要となります。
GAPのメリットは、農業生産過程をチェック・評価することにより、農業経営の改善や効率化、食品の安全性の向上、消費者等との信頼確保が図られる点が挙げられます。
GAP(農業生産工程管理)の概要については、農林水産省ホームページで詳細をご確認ください。