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更新日:2024年04月01日 14時27分
『加寿利』(後の久留米絣)は、江戸時代後期1800年頃、久留米藩の城下に生まれた井上伝(1788年-1869年)という13歳の少女により考案されました。着物をほどき、1本1本の糸を調べていると、糸が所々白くなっているところを見つけます。これをヒントに、白糸の染めたくない部分を糸で括って藍汁で染め、紺と白のまだらの糸で織ることで『加寿利』を生み出しました。
久留米絣は、筑後川に育まれ肥沃な大地に恵まれた綿花栽培の盛んであった久留米地域において、木綿絣産地として発展してきました。
久留米絣は、先染め織物のひとつで、糸の段階で括りにより、絣糸を作って染色します。木綿の糸を麻で括り、藍染めして斑模様を作り、別の染めパターンの糸を縦横に折り合わせることで、さまざまな布面を生み出します。
図案づくり、緯糸と経糸の括り、染め、織りなど30以上の高度な技術を経て生まれる久留米絣は、重厚な質感があります。また、久留米絣の製品は、木綿の持つ素朴な風合いと、絣模様の精巧さ、藍染めの美しさから、深みのあるものへと仕上がります。
日時:令和6年3月16日(土曜日)・17日(日曜日)10時00分から17時00分
場所:公益財団法人久留米地域地場産業振興センター(地場産くるめ)〔久留米市東合川5丁目8番5号〕
問い合わせ先:久留米絣協同組合
電話番号:0942-44-3701
久留米絣の創始者『井上伝』が現代にタイムスリップし、久留米絣関係者との出会いを通じて、久留米絣が現代に受け継がれていることを知り、安心するというストーリーです。
くるめふるさと大使の植田真梨恵さんによる書き下ろし曲(主題歌と挿入歌)がここでだけで視聴できます。
主題歌『勿忘にくちづけ』
挿入歌『go for the sun』
公開サイト:地場産くるめホームページ (https://www.jibasankurume.jp/)
製作・著作 :公益財団法人久留米地域地場産業振興センター