トップ > 観光魅力・イベント > 文化財・歴史 > 伝統的町並み保存制度 > 久留米市伝統的町並み保存制度
更新日:2024年04月16日 10時29分
1582年に完成した草野氏の新居城である発心城。その城下町として諸家中屋敷や神社・仏閣等の建造が進み、発展してきた草野地域。また、江戸期には日田街道山辺の宿駅であった草野。当時周辺地域の中で最大規模の町として、交通、運輸、通信上の重要な役割を果たしました。
その街道筋には当時商家であった鹿毛邸(県指定有形文化財)が現在も当時の特徴を残し、その後明治・大正・昭和と続く時代において和洋折衷型の建造物が草野歴史資料館・山辺道文化館となって伝統的な景観を作り出しています。
今に残る日田街道の宿駅を中心とした草野・紅桃林地区、矢作道路を中心とした矢作地区の伝統的町並みについて、その文化財としての価値、伝統的な生活環境としての価値を後世に伝え、あわせて観光資源としての価値を大切にしながら、地域の皆さんと共に町並みの特性を活かしたまちづくりを進めるものです。
(補足)写真左上から時計回りに山辺道文化館、草野歴史資料館、鹿毛家住宅、須佐能袁神社本殿・拝殿及び楼門
現在以下の地区を保存地区として指定しております。
保存地区内の家屋の新築・改築・解体・外観の修理などを行う際には、必ず事前に現状変更行為の届出が必要です。
修理基準または修景基準(391キロバイト)に基づいた修理にご協力ください。
新築・修理・改修等で 提出が必要なもの |
現状変更行為届出書(第1号様式) |
---|---|
設計図書 | |
現況カラー写真 |
保存地区内の家屋の新築・改築・解体・外観の修理にかかる経費の一部は、予算の範囲内で補助を受けられる場合があります。
補助対象 | 補助率 | 限度額 | |
---|---|---|---|
保存建造物 | 保存建造物の保存修理 指定物件である建物・門塀等 |
6/10以内 | 260万円 |
保存建造物の大規模改修・改築及び解体復元 指定物件である建物・門塀等 |
6/10以内 | 260万円 | |
保存建造物以外 | 保存建造物以外の建造物の補修・改修 指定物件でない建物・門塀等 |
5/10以内 | 190万円 |
新築建造物の建設 | 4/10以内 | 100万円 | |
看板・広告物の修理・修景 | 4/10以内 | 50万円 | |
保存建造物の復旧 | 5/10以内 | 100万円 | |
保存記念物以外の記念物の復旧 | 4/10以内 | 50万円 | |
設計 | 総工事費の5.89%以内 | 20万円 |
補助金申請に必要なもの | 補助金交付申請書(第2号様式) |
---|---|
設計図面(既に提出している場合は不要) | |
工事内訳明細書 | |
現況カラー写真(既に提出している場合は不要) |
(注意)申請受付後、申請書を審査し、補助金交付決定通知書(第3号様式)を通知します。
交付決定前に着手した場合は補助の対象になりません。
申請件数、予算額によっては給付額が減少または給付が出来ない可能性がありますので、修繕などをお考えの場合はお早めにご連絡ください。
実績報告書類 | 実績報告書(第5号様式) |
---|---|
実施設計図書又は完成図 | |
工程及び完成時におけるカラー写真 | |
収支決算書 | |
領収書写し | |
請求書 |
(補足)上記の書類が提出され、審査が完了した後、補助金交付額確定通知書(第6号様式)を送付いたします。
その約1カ月後に指定口座にお振込みいたします。