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開館5周年記念「九州洋画Ⅱ 大地の力」の見どころを紹介 エピソード3
更新日:2021年11月29日
11時05分
故郷で文化の礎を築いた画家
宇治山鉄平「童」1972年 大分県立美術館
明治時代以降、洋画を志す若者は上京して西欧に留学。帰国後は中央画壇で活躍することが一つの成功の道となっていきました。一方で、九州にとどまり功績を残す者も。大分出身の宇治山哲平は、工芸や版画を学んだ後、大分で作品を描き続けました。後に大学教授として教え、地方で画家として輝くという新たな道を切り開きました。
宇治山が描いた「童」は、丸や四角などが浮かび上がるように並んでいる作品。平面ではなく一つ一つの形に立体感があり、でこぼこしています。白い背景は、故郷日田で見た深い霧の記憶から生み出されたといいます。
開催情報
- 【日程】令和3年9月18日(土曜日)~令和3年12月12日(日曜日)まで
- 【開館時間】10時から17時まで(入館は16時30分まで)
- 【休館日】月曜日(令和3年9月20日は開館)
- 【料金】一般1,000円(800円)、シニア700円(500円)、大学生500円(300円)、高校生以下無料
( )内は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上
- 佐賀県立美術館の「白馬、翔びたつ-黒田清輝と岡田三郎助-」展のチケット半券をお持ちいただくと団体料金でご覧いただけます。
- 上記料金にて、石橋正二郎記念館もご覧いただけます。
- 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳等をご持参の方およびその介護者1名は、一般個人料金の半額となります。
- 前売券は、チケットぴあ、ローソン等にて600円で販売(Pコード685-530、Lコード86703)
- 11月3日(水曜日)の文化の日と11月19日(金曜日)の開館記念日は入館無料。
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