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新たな美術館の基本方針
更新日:2017年02月13日
11時44分
新たな美術館の基本方針について
平成28年10月から、石橋美術館の運営が市に移管されることから、久留米市では、美術館の新たなスタートに向けた基本方針を決定しました。
久留米市出身の洋画家を中心とした九州洋画のコレクション形成や、石橋文化センター全体をひとつのミュージアムと捉えた活動などに取り組み、市民をはじめ多くの皆さんに、より親しまれる美術館を目指します。
基本方針の内容
ビジョン(目指す美術館のイメージ)
ビジョンには、美術館が「とき」「ひと」「美」をむすび(結び)、久留米市の文化芸術の発信・創造の拠点として発展していくように、という願いを込めています。
- 「とき」をむすぶ…石橋正二郎名誉市民の想いと前身の石橋美術館の60年の歴史と伝統、さらには、青木繁や坂本繁二郎などのすぐれた先達を育んだ久留米市の芸術的土壌を、今後も世代を超えて受け継いでいくということを、意味しています。
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「ひと」をむすぶ…美術館に子どもから高齢者まで幅広い年齢層の人々が集い、美術を通して、さまざまな出会いや交流が生まれること、豊かな心や創造性が育まれることを、意味しています。
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「美」をむすぶ…久留米にゆかりのある作家を中心として、九州全域へ目を向けた美術作品を収集・展示し、郷土の魅力と誇りを将来にわたって伝えていくことを、意味しています。
コンセプト(美術館運営方針)
- 郷土の歴史をふまえた特徴あるコレクション形成
近代以降、すぐれた洋画家たちを輩出してきた久留米の歴史と、同じく多くの洋画家たちを生んだ九州全域に目を向け、久留米ゆかりの作家を核とした九州洋画の体系的コレクションを形成していきます。
- 魅力ある展覧会や教育普及活動の展開
美術作品・資料の収集、保存、展示、調査研究といった、美術館本来の役割をしっかり果たしていくとともに、他の美術館と連携した巡回展など、これまでにないアプローチで魅力ある展覧会を展開していきます。また、市民への教育普及活動の充実や学校教育との連携を積極的に進めていきます。
- 石橋文化センターをひとつのミュージアムと捉えた活動
恵まれた立地環境を活かし、石橋文化センター全体をひとつのミュージアムと捉え、美術館事業と園内イベント、さらには、他団体などと連携した事業を展開していきます。
- 市民と共に創り育てる仕組みづくり
市民の美術館への関心を高める取組を進めるとともに、ボランティアや寄付制度など、さまざまな場面で、市民の協力や支援を得ながら活動することで、市民に「自分たちの美術館」として親しまれる美術館を目指します。
新たな美術館の基本方針(590キロバイト)
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