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更新日:2024年11月13日 09時34分
久留米市が生んだ日本現代詩における代表的な詩人の一人。
第1回久留米文化章(1973年)、第33回西日本文化賞(1974年)を受賞。その後、1989年には日本現代詩人会主宰の先達詩人顕彰受賞。(室井犀星、堀口大学、草野心平なども受賞。)海外でも1967年アラゴン主宰の「フランス文学」誌上で「十人の日本詩人」として紹介される。
現代日本における叙情詩の世界で輝かしい業績を残しただけでなく、久留米で現代詩研究会を長年主宰するなど、後進の育成にも努め、久留米地域の文学振興に多大な貢献をしている。その中には今日の文学界を担っている人々も多い。昭和24年に創設された久留米の文化関係者による連合組織・久留米連合文化会の創設発起人の一人でもある。
また、今なお歌い継がれている合唱組曲「筑後川」や、市内をはじめ数多くの校歌などの作詞も手掛けるなど、幅広くその才能を発揮した。
小学校 | 西国分 | 荘島 | 日吉 | 篠山 | 南薫 | 鳥飼 | 金丸 | 東国分 | 宮ノ陣 | 荒木 |
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津福 | 水縄 | 福岡教育大学付属久留米 | ||||||||
中学校 | 櫛原 | 明星 | 宮ノ陣 | 田主丸 | 屏水 | |||||
高等学校 | 三井中央 | 久留米 | 久留米学園 | 久留米工業 | 久留米農芸 | |||||
大学 | 久留米 |
小学校 | 筑後北 | 千代 | 杷木 | 雁田 | 下辺春 | 尾久保 | 忠見 | 中広川 | 仁田原 | 二ツ河 |
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中学校 | 八幡 | 西 | 唐津佐志 | 西吉井 | 広川 | 黒木 | 光陵 | |||
高等学校 | 城南 | 筑前 | 荒尾 | 北筑 | 筑邦 | 福岡農業 | 福島 | 西日本短期大学附属 | ||
大学 | 徳山 |
(注意)学校名は作詞当時の校名です。
1年間に国内で出版された約300冊の詩集の中から、白井 明大(しらい あけひろ)氏(沖縄県)の「生きようと生きるほうへ」に決定しました。
著者 白井 明大(しらい あけひろ)氏
詩人。1970年東京生まれ。沖縄在住。
詩をはじめ、季節や暮らしにまつわる本、エッセイなどを執筆。
また、朗読会やトークイベント、キャンドルナイトなど、全国各地で開催。詩集に『心を縫う』(詩学社、2004年)、『くさまくら』(花神社、2007年)、『歌』(思潮社、2010年)、『島ぬ恋』(私家版、2012年)。今回の受賞詩集『生きようと生きるほうへ』(思潮社、2015年)が第五詩集になる。2012年に、折々の季節や生き物、風物、古今の詩歌などについて綴った『日本の七十二候を楽しむ -旧暦のある暮らしー』(絵・有賀一広、東邦出版)を出版。今春、初めての絵本『えほん七十二候 はるなつあきふゆ めぐるぐる』(絵・くぼあやこ、講談社)を刊行。
日時:平成28年7月2日(土曜日)13時30分〜
場所:石橋文化会館2階 小ホール
入場料:無料(当日直接会場にお越しください)
野沢 啓(のざわ けい)
詩人
1949年東京生まれ。東京大学大学院フランス語フランス文学科修士課程修了。出版社経営のかたわら詩と評論の活動をつづけている。H氏賞選考委員を2期つとめる。著書に詩集『大いなる帰還』、『影の威嚇』、『決意の人』、評論集『方法としての戦後詩』、『詩の時間、詩という自由』、『隠喩的思考』、『移動論』がある。本名の西谷能英の名で『出版文化再生−−あらためて本の力を考える』、『出版の為のテキスト実践技法/執筆篇』、『同/総集篇』、『編集者・執筆者のための秀丸エディタ超活用術』などがある。現在、日本現代詩人会、日本文藝家協会所属。
木坂 涼(きさか りょう)
詩人
1958年埼玉県生まれ。新鮮でユニークな作風が注目を浴び、詩集『ツッツッと』で現代詩花椿賞、『金色の網』で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。その他の詩集に『木坂涼詩集』、『音の箱舟モーツァルト』、『どこへ』、『ある日』など。児童書の仕事を多く手がけ、詩集『ひつじがいっぴき』、『五つのエラーをさがせ!』、絵本『スズムシくん』、翻訳絵本『ぜったいたべないからね』、『ワイズ・ブラウンの詩の絵本』、『ちょっとだけまいご』ほか多数。創作童話『ともだち』、共訳に『アメリカ子ども詩集ガラガラヘビの味』。その他、エッセイ集『ベランダの博物館』、『おとこ親の書いた子どもの詩』などがある。
回 | 受賞作品名 | 出版社名 | 受賞者名 | 選考委員 |
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第1回 | 女に | マガジンハウス | 谷川俊太郎(東京都) | 安西均・川崎洋 |
第2回 | 上州おたくら―私の方言詩集 | 思潮社 | 伊藤信吉(神奈川県) | 安西均・川崎洋 |
第3回 | 潮の庭から | 花神社 | 加藤祥造・新川和江(長野県・東京都) | 安西均・川崎洋 |
第4回 | 鳥の歌 | 思潮社 | 浅倉勇(東京都) | 川崎洋・森崎和江 |
第5回 | いのち | 石風社 | みずかみかずよ(福岡県) | 川崎洋・森崎和江 |
第6回 | 秋山抄 | 編集工房ノア | 安水稔和(兵庫県) | 川崎洋・森崎和江 |
第7回 | 夷歌 | オノ企画 | 相澤史郎(神奈川県) | 川崎洋・森崎和江 |
第8回 | 母の耳 | 土曜日術出版売 | 野田寿子(福岡県) | 川崎洋・森崎和江 |
第9回 | 風の夜 | 思潮社 | 高良留美子(東京都) | 川崎洋・森崎和江 |
第10回 | 貧乏な椅子 | 花神社 | 高橋順子(東京都) | 川崎洋・森崎和江 |
第11回 | うめぼしリモコン | 理論社 | まど・みちお(東京都) | 川崎洋・森崎和江 |
第12回 | 今、ぼくが死んだら | 思潮社 | 金井雄二(神奈川県) | 清水哲夫・高橋順子 |
第13回 | エルヴィスが死んだ日の夜 | 書肆山田 | 中上哲夫(神奈川県) | 清水哲夫・高橋順子 |
第14回 | ささ笛ひとつ | 思潮社 | 森崎和江(福岡県) | 清水哲夫・高橋順子 |
第15回 | ズレる? | てらいんく | 西沢杏子(東京都) | 清水哲夫・高橋順子 |
第16回 | 幸福 | 思潮社 | 井川博年(東京都) | 清水哲夫・高橋順子 |
第17回 | 血のたらちね | 書肆山田 | 古賀忠明(福岡県) | 清水哲夫・高橋順子 |
第18回 | 花と死王 | 思潮社 | 中本道代(東京都) | 清水哲夫・高橋順子 |
第19回 | 適切な世界の適切ならざる私 | 思潮社 | 文月悠光(北海道) | 清水哲夫・高橋順子 |
第20回 | 新しい浮子 古い浮子 | 栗売社 | 佐々木安美(東京都) | 清水哲夫・高橋順子 |
第21回 | 月しるべ | 砂子屋書房 | 市原千佳子(沖縄市) | 清水哲夫・高橋順子 |
第22回 | 透明海岸から鳥の島まで | 思潮社 | 秋亜綺羅(宮城県) | 清水哲夫・高橋順子 |
第23回 | ペチャブル詩人 | 書肆山田 | 鈴木志郎康(東京都) | 清水哲夫・高橋順子 |
第24回 | 流れもせんで、在るだけの川 | ふらんす堂 | 若尾儀武(神奈川県) | 野沢啓・木坂涼 |
第25回 | 生きようと生きるほうへ | 思潮社 | 白井明大(沖縄県) | 野沢啓・木坂涼 |
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