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更新日:2022年02月07日 14時27分
HACCPとは、Hazard Analysis(危害分析) and Critical Control Point(重要管理点)の略で「ハサップ」とも呼ばれており、食品の安全性を確保する衛生管理システムのことです。
従来の衛生管理手法は、最終製品の抜き取り検査等により安全性を担保しようというものでしたが、HACCPは、製造工程中の重要な段階を連続的に監視することによって、最終製品の安全性を担保するシステムです。
HACCPは、効果的・効率的な衛生管理が可能となる手法として、今や国際標準となっています。
食品衛生法が改正され、原則としてすべての食品等事業者の皆様に「HACCPに沿った衛生管理」への取り組みが義務付けられました。「HACCPに沿った衛生管理」には「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」と「HACCPに基づく衛生管理」の2種類あり、いずれかの衛生管理を行うことが食品等事業者の義務となります。詳しくは下記のチラシを参考にしてください。
令和2年6月1日、1年間の猶予期間は令和3年6月1日に終了しました。
各業界団体が作成する手引書を参考に、簡略化されたアプローチによる衛生管理方法です。各業界団体が作成する手引書詳細は下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。
コーデックスのHACCP7原則に基づき、食品等事業者自らが、使用する原材料や製造方法等に応じ、計画を作成し、管理する方法です。各業界団体が作成する手引書詳細は下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。
原則として、すべての食品等事業者は「HACCPに沿った衛生管理」を行わなければなりません。ただし、下記の食品等事業者については衛生管理計画書等の作成が義務とはなりません。
HACCPの7原則12手順についてわかりやすく紹介するリーフレットを厚生労働省が作成しています。
リーフレットはダウンロードできます。「ご存知ですか?HACCP(1309キロバイト)」
また、食品等事業者の皆様がHACCPを用いた衛生管理の導入に取り組むきっかけとなるように、HACCP自主点検票も作成されています。
その他、「食品製造におけるHACCP入門のための手引書」や「HACCPモデル例」も作成されています。
詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。