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更新日:2024年11月06日 11時58分
HIV(エイズ)のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的とし、WHO(世界保健機関)が1988年に制定しました。毎年12月1日を中心に、世界各国で啓発活動が行われています。
治療法の進歩により、HIV感染を早期発見・早期治療を行うことで、エイズの発症を防ぐことができ、これまでと変わらない生活を送ることができるようになりました。また、治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば人から他の人へ感染する危険性は低くなることが分かっています。しかし、未だ誤った知識や偏見からHIV陽性者、エイズ患者の人権が侵害されることがあります。HIV(エイズ)は性行為の経験がある人なら、誰でもかかる可能性があります。ひとりでも多くの方が自分の事として捉えてもらうため、正しい知識の普及を通じて差別や偏見の解消に繋げていきたいと考えています。
「レッドリボン」は、HIV(エイズ)に関する運動のシンボルです。アメリカを中心に社会問題となり始めた1990年代頃から世界中で使われるようになりました。病に倒れゆく仲間たちへの追悼と、HIV(エイズ)と共に生きる人への理解や支援の意思が込められています。「レッドリボン」は私たちがエイズに対して偏見を持っていない、エイズの共に生きる人々を差別しないというメッセージなのです。
久留米市では世界エイズデーに合わせて、HIV(エイズ)・梅毒夜間即日無料検査を実施します。定例検査日の来所が難しい方は、この機会に是非ご予約ください。
検査・相談の流れや定例検査については、性感染症の検査・相談についてをご確認ください。