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更新日:2024年09月03日 10時46分
近年、日本では海外から入国された方の結核が増加傾向にあり、久留米市でも増加しています。若い世代に多いのが特徴です。アジアの国々では、日本より結核がまん延しているため、発病する可能性が高くなります。
結核菌によっておこる肺の病気です。主に肺におこりますが、リンパ節やその他の部位に感染する場合もあります。重症になると周りの人に感染させたり入院治療が必要となります。
詳しくは、「長引く咳は赤信号!結核の基礎知識」のページ、または動画をご覧ください。
結核がまん延している国の出身者は、入国後に発病する可能性もあるため、より丁寧に健康管理を行うことが大切です。
雇入れ時の健診で異常がない場合でも、その後発病することもあります。異常が見つかった場合は、必ず医療機関への受診を促しましょう。
注意:労働安全衛生法に基づき、事業者には健康診断の実施が義務付けられています。
結核は早く見つければ、通院しながら仕事ができます。結核は治療方法が確立されていますが、今でもなお、差別や偏見があります。結核の発病は誰のせいでもありません。結核について正しい知識を持ち、職場内での差別や偏見につながらないよう細心の配慮が必要です。