トップ > 健康・医療・福祉 > 保健・衛生・動物愛護(保健所) > 精神保健 > 10月10日は世界メンタルヘルスデーです
更新日:2025年10月02日 10時10分
世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。
その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。
メンタルヘルスとは体の健康ではなく、こころの健康状態を意味します。
体が軽いとか、力が沸いてくるといった感覚と同じように、心が軽い、穏やかな気持ち、やる気が沸いてくるような気持ちの時は、こころが健康といえるでしょう。
しかし、だれでも気持ちが沈んだり、落ち込んだりすることはあります。
日々の生活の中でストレスを感じることも少なくありません。気分が落ち込んだり、ストレスを感じることは自然なことですが、このような気分やストレスが続いてしまうと、こころの調子をくずしてしまう原因にもなります。
こころの不調は、周囲の人に気づかれにくく、自分からも伝えづらいため、回復に時間がかかってしまうこともあります。
こころの病気は特別な人がかかるものではなく、ストレスなどが積み重なることがきっかけとなって、かかってしまうことがあるように、誰でもかかる可能性があるのです。
眠れない、気分が沈む状態が続いてしまうなど、人によって症状はさまざまです。自分の心の変調に気づくことは、とても大切なことです。
いつもと違う感じが続くと思ったときは、それは自分の心が何等かのサインを送っているのかもしれません。そんな時は、無理をせず、誰かに相談するか、専門の医療機関を受診しましょう。保健所でも相談をお受けしています。
早めに対処することで、心の健康を保ち、より良い生活を送ることができます。
自分を大切にし、必要なときはサポートを受けましょう。
また、まわりに心の不調を感じていそうな人がいると気づいたら、優しく声をかけてみることが大切です。
保健所では、悩み・不安を抱えている方やそのご家族などからの相談窓口を設置しています。詳しくは、こころの健康相談をご覧ください。
他の相談窓口については、悩みや不安、相談してみませんか?(相談窓口のご案内)をご覧ください。
身近な人の悩みや変化に気づき、話を聞き、適切な相談機関につないだり、見守る人のことをゲートキーパーと言います。
詳しくは、ゲートキーパーについてをご覧ください。