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更新日:2024年10月29日 10時02分
アルコール依存症は、大量のお酒を長期にわたって飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態で、精神疾患のひとつです。その影響は精神面にも、身体面にもあらわれます。また、仕事や家庭生活など生活面にも支障が出てくることがあります。
依存症は「否認の病」とも言われており、本人が病気と認識することが困難なことが多く、適切な相談や治療につながりにくいという問題があります。
アルコール依存症からの回復には、本人が治療に対して積極的に取り組むことはもちろん、家族をはじめ周囲の人のサポートがとても大切です。
厚生労働省「アルコール健康障害対策」
アルコール健康障害対策基本法では、国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めるため、毎年11月10日から16日までをアルコール関連問題啓発週間と定めています。
令和6年度アルコール関連問題啓発週間ポスター(1423キロバイト)
保健所では、アルコール・薬物・ギャンブル依存症に関するご本人やご家族からの相談をお受けしています。
相談は電話、来所などの面談、メールなどの方法があり、保健師、精神保健福祉士、医師などの専門職が対応します。ご相談の状況では必要に応じて、保健師等が家庭訪問して相談を行うこともあります。
「(自身が、あるいは家族や知人が)依存症かもしれない」そう思ったら、1人で抱えこまず、また1人で解決しようとせずに、まずは、保健所にご相談ください。
福岡県では、依存症相談拠点機関として福岡県精神保健福祉センターで相談を受けています。
福岡県では、依存症患者が適切な医療を受けられるようにするため「福岡県依存症専門医療機関・依存症治療拠点機関選定要綱」を策定し、アルコール・薬物・ギャンブル等依存症の3つの依存症について、依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関の選定を行っています。
アルコール関連問題等の依存症で受診をお考えの方は、次のホームページをご確認ください。
自助グループとは、依存症からの回復を目指すご本人やご家族が自主的に運営するものです。
同じ問題を抱えている人たちが対等な立場で話ができるため、参加者は孤立感を軽減されたり、安心して気持ちを吐き出したり、整理ができたり、グループの人が回復していくのをみて、希望を持つことができたりと様々な効果が期待できます。
市内で活動する自助グループは下記のとおりです。
詳細は下記の団体へお問い合わせください。