トップ > 健康・医療・福祉 > 国民健康保険・年金・医療 > 特定健康診査・特定保健指導 > 特定健康診査・特定保健指導
0300
更新日:2025年05月28日 15時55分
特定保健指導とは、メタボに着目した保健指導です。メタボとは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の略で、動脈硬化の原因となる生活習慣病です。食事や運動などの生活習慣を改善することで、病気の予防や重症化、さらなる合併症を防ぐことができると考えられています。
特定保健指導の対象と言われたことはありませんか?
特定健康診査を受けた後、生活習慣病のリスクが高い方は専門スタッフによるサポートを受けることができます。
特定保健指導ってなに?どんな基準で対象者になるの?など、特定保健指導に関するポイントについて紹介しています。
特定健康診査受診後、その結果から生活習慣病発症の危険性が高く、生活習慣の改善による予防効果が期待できる方を対象に、特定保健指導を実施します。具体的には、メタボリックシンドロームのリスク(危険性)の程度に応じて、動機付け支援や積極的支援を行います。
ステップ1 腹囲とBMIで、内臓脂肪蓄積のリスクを判定します
腹囲は、「おへそ回り」のことです。BMIは、「体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)」です。
ステップ2 健診結果と質問票より、追加リスクをカウントします
ただし、糖尿病、脂質異常症、高血圧症のいずれかにおいて服薬治療中の方は除きます。
ステップ3 1と2の結果をもとに、特定保健指導の対象者をグループ分けします
(注意)
特定保健指導には、専門家と立てた計画をもとに自主的に取り組む 『動機付け支援』 (計2回)と、こまめに専門家のサポートを受けながら取り組む 『積極的支援』 (月1回程度)があります。
特定健康診査の結果説明の時に、特定保健指導の必要な方に対して、特定保健指導の概要について説明があります。
特定保健指導の利用希望者に対して、健診結果説明と同時に初回支援を行います。初回支援では、医師や保健師、管理栄養士などの専門家と一緒に、健康状態やこれまでの生活習慣を振り返ります。あらかじめ決められたプログラムに取り組むのではなく、自分にあった食生活や運動などの行動計画を立て、目標を設定します。
令和7年度 国民健康保険特定保健指導実施医療機関一覧(118キロバイト)
初回支援から3ヶ月以上経過後、健康状態と生活習慣の変化を、専門家と一緒に確認します。
特定保健指導の自己負担金は、平成23年度より無料となりました。