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特定健康診査・特定保健指導
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更新日:2024年09月17日
16時05分
特定健康診査について
特定保健指導について
特定保健指導とは、メタボに着目した保健指導です。メタボとは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の略で、動脈硬化の原因となる生活習慣病です。食事や運動などの生活習慣を改善することで、病気の予防や重症化、さらなる合併症を防ぐことができると考えられています。
特定保健指導の解説(第1部 生活習慣病と動脈硬化の関係)
特定保健指導の解説(第2部 特定保健指導の対象者)
特定保健指導の解説(第3部 特定保健指導の内容)
特定保健指導の対象となる人
特定健康診査受診後、その結果から生活習慣病発症の危険性が高く、生活習慣の改善による予防効果が期待できる方を対象に、特定保健指導を実施します。具体的には、メタボリックシンドロームのリスク(危険性)の程度に応じて、動機付け支援や積極的支援を行います。
- メタボリックシンドロームのリスク(危険性)が出始めた方:動機付け支援
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メタボリックシンドロームのリスク(危険性)が重なりだした方:積極的支援
特定保健指導の実施内容
保健指導対象者の選定と階層化
ステップ1 腹囲とBMIで、内臓脂肪蓄積のリスクを判定します
- 《パターン1》 腹囲 男性85センチメートル以上、女性90センチメートル以上
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《パターン2》 腹囲 男性85センチメートル未満、女性90センチメートル未満 かつBMI 25以上
腹囲は、「おへそ回り」のことです。BMIは、「体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)」です。
ステップ2 健診結果と質問票より、追加リスクをカウントします
- 血糖
空腹時血糖値100mg/dl以上またはヘモグロビンA1c(NGSP値)5.6%以上
(注意)空腹時採血が行えなかった場合のみ、ヘモグロビンA1c (NGSP値)を用います。
ヘモグロビンA1cとは、過去1~2か月の平均的な血糖値の状態を表しています。
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脂質
空腹時中性脂肪150mg/dl以上(やむを得ない場合は随時中性脂肪175mg/dl以上)またはHDLコレステロール40mg/dl未満
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血圧
収縮期血圧130mmHg以上または拡張期血圧85mmHg以上
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喫煙歴
1から3のリスクが1つ以上の場合は、カウントします。
ただし、糖尿病、脂質異常症、高血圧症のいずれかにおいて服薬治療中の方は除きます。
ステップ3 1と2の結果をもとに、特定保健指導の対象者をグループ分けします
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《パターン1》 2項目以上当てはまると…
積極的支援
1項目当てはまると…
動機付け支援
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《パターン2》 3項目以上当てはまると…
積極的支援
1又は2項目当てはまると…
動機付け支援
(注意)
- 特定健診受診後に糖尿病、高血圧症、脂質異常症のいずれかの服薬治療を開始した方は、特定保健指導の対象者にはなりません。
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65歳以上75歳未満の方については、積極的支援の対象となった場合も動機付け支援とします。
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特定保健指導は3ヶ月以上にわたる継続的な支援です。翌年度の特定健康診査は、保健指導終了後のご案内となります。
特定保健指導の内容
特定保健指導には、専門家と立てた計画をもとに自主的に取り組む
『動機付け支援』
(計2回)と、こまめに専門家のサポートを受けながら取り組む
『積極的支援』
(月1回程度)があります。
特定保健指導の流れ
(1)特定健康診査の結果説明を受ける。
特定健康診査の結果説明の時に、特定保健指導の必要な方に対して、特定保健指導の概要について説明があります。
(2)初回支援を受ける。
特定保健指導の利用希望者に対して、健診結果説明と同時に初回支援を行います。初回支援では、医師や保健師、管理栄養士などの専門家と一緒に、健康状態やこれまでの生活習慣を振り返ります。あらかじめ決められたプログラムに取り組むのではなく、自分にあった食生活や運動などの行動計画を立て、目標を設定します。
(3)生活習慣の改善に取り組む。
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動機付け支援
…行動計画に沿った自主的な取り組みにより、目標達成を目指します。
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積極的支援
…面接や電話などによる継続的なサポートにより、行動計画を調整しながら取り組み、目標達成を目指します。なお、積極的支援は、中間支援を久留米市が実施する場合と医療機関が全工程を実施する場合の2つがあります。
令和6年度 国民健康保険特定保健指導実施医療機関一覧(134キロバイト)
(4)実績評価を受ける。
初回支援から3ヶ月以上経過後、健康状態と生活習慣の変化を、専門家と一緒に確認します。
特定保健指導の自己負担金
特定保健指導の自己負担金は、平成23年度より無料となりました。
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