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重層的支援体制整備事業
更新日:2022年09月21日
16時49分
重層的支援体制整備事業とは
重層的支援体制整備事業は、子ども・障害・高齢・生活困窮といった分野ごとの支援体制では対応できないような「複雑化・複合化した支援ニーズ」に対応する支援体制を構築するものです。既存の相談支援や地域づくり支援の取組みを活かし、属性を問わない「相談支援」「参加支援」「地域づくりに向けた支援」を一体的に実施します。
この事業は、社会福祉法の改正で令和3年4月に創設されました。久留米市は初年度から事業を開始し、地域共生社会の実現を目指しています。
重層的支援体制整備事業の全体像(厚生労働省資料から抜粋)
事業の概要(市の取組み)
相談支援
- 包括的相談支援事業
既存の相談体制を活かしながら、支援機関の連携を強化し、属性や世代を問わず様々な相談を受け止めます。
支援機関は、地域包括支援センター、障害者基幹相談支援センター、こども子育てサポートセンター、生活自立支援センターなどです。
- 多機関協働事業
各相談窓口からあげられる複雑化・複合化した課題に対して、各専門機関や関係者が話し合う会議を開催します。
アウトリーチ事業や参加支援事業へのつなぎ、地域での関係づくりなどを検討します。
- アウトリーチ等を通じた継続的支援事業
支援が届いていない人に支援を届けます。
各機関とのネットワークの中から「困りごと」を抱える人を見つけ、本人との信頼関係を築いていきます。
参加支援
- 参加支援事業
「仕事が続かない」「家以外に居場所がない」など、社会とのつながりが絶たれている人の支援を行います。
利用者のニーズを踏まえた丁寧なマッチングやメニューの開発を行います。
地域づくりに向けた支援
- 地域づくり事業
既存の地域づくり事業の取組みを活かしつつ、世代や属性を超えて住民同士がつながる多様な場や活動が生まれやすい環境整備に取り組みます。
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