トップ > 健康・医療・福祉 > 障害者支援・地域福祉・生活支援 > 地域福祉とは > 支援のあり方を考えた「久留米らしい重なり方デザイン事業」 成果報告
更新日:2023年05月09日 11時52分
久留米市は、福祉サービスを生かして課題解決を目指す公的支援(フォーマル)と、隣近所や住民同士の支え合いの力(インフォーマルな支援)を重ね合わせて、多くの人が暮らしを支え合う「久留米らしい地域共生社会」を目指しています。そのための手法を探るために、令和4年度に「久留米らしい重なり方デザイン事業」と名付けた委託事業を実施。プロポーザルで受託者を募集しました。
同事業設計の背景には令和2~3年度に実施した事業で得た数々の気づきがありました。募集に対して、「久留米AU-formal実行委員会」という任意団体が発足。プロポーザルの結果採択されました。
提案されたのは「願いを叶え合う支援」という手法でした。フォーマルとインフォーマルの重なり合った部分をAU-formalと定義し、「解決する支援」だけでなく「叶え合う支援」によって両者が融合されていく「AU-case project」という取り組みを展開。検証を進めるために「実践」「検証」「編集」の三つの事業に取り組みました。
約8か月で6家族に関わり、フォーマルとインフォーマルで重なり合い、叶え合う支援を掲げて試行錯誤。その過程を検証チームで現状を分析し、言語化・図解しました。「願いを叶え合う支援」の検証の末、以下の結果にたどり着きました。