トップ > 子育て・教育 > 生涯学習 > 生涯学習推進課の講座・イベント > 「なるほど人権セミナー」で、あなたも一緒に考えてみませんか?
「なるほど人権セミナー」で、あなたも一緒に考えてみませんか?
更新日:2025年06月20日
16時32分
なるほど人権セミナー2025 (参加無料)を開催します

人はみんな、同じように幸せに生きる権利を持っています。それが人権です。
しかし、私たちの身のまわりには、まだたくさんの差別や偏見があります。同和問題をはじめさまざまな人権問題を解決していくのは私たち一人ひとりの人権意識にほかなりません。
久留米市では、人権尊重のまち・久留米をめざして、人権問題についてともに考え、学びあうために「なるほど人権セミナー2025(全8回)」を開講します。多くのみなさまとつながり、ともに学ぶことで、だれもが安心してくらせるまちをつくっていきましょう。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
2025 テーマ「ともに生きる」
それぞれに違いや個性をもったわたしたち
ともに認め合い、ともに支え合い、ともに生きるために
まずは知ること、感じること、そして思いを共有することから・・・
- 期日:令和7年8月23日(土曜日)から令和8年1月28日(水曜日)まで
- 主催:久留米市、久留米市人権啓発推進協議会
- 料金:参加無料。関心のある講座だけでも参加できます。
- ほか:各回とも手話通訳を準備しています。なお、一時保育、要約筆記、その他配慮が必要な方は、事前にご連絡ください。(開催日の2週間前まで)
(注意)内容の一部を変更することがあります。
開催方法
- オンライン受講:YouTubeによる後日動画配信(第2・3・5・6・8回のみ) 申込み必要
(注意)開催日から約10日後を目途に申込者のみURL等を通知します。公開期間は約2週間程度
受付方法
会場受講は直接会場にお越しください。
オンライン受講、配慮等が必要な方の申込みは、生涯学習推進課に電話、もしくは申込書をファクス、または直接ご持参ください。
電子申請が便利です。
(注意)申込締切:配慮等申込み(開催日の2週間前まで)
申込み・問合せ先
久留米市市民文化部生涯学習推進課
〒830-0037 久留米市諏訪野町1830-6 え~るピア久留米3階
電話番号:0942-30-7970 ファクス番号:0942-30-7971
- 昨年度のセミナーのまとめ動画を視聴することができます。(5分17秒程度)
2024まとめ動画
(クリックすると動画が再生されます。)
講座詳細
第1回 部落問題と向き合う私たち ‐ 結婚差別を乗り越えて -
- 日時:令和7年8月23日(土曜日)10時00分~11時30分
- 場所:三潴生涯学習センター 多目的集会室 (久留米市三潴町玉満2949-1)
- 講師:石井 眞澄・千晶 (いしい ますみ・ちあき)さん
- 滋賀県の被差別部落で育った千晶さんと、家族に被差別部落出身者との交際を反対された眞澄さん。2007年の結婚を機に夫妻で部落差別と向き合ってきた経験を伝える講演活動を全国各地で展開。力を合わせて幾多の困難を乗り越えてきた経験から、学びと出会いを積み重ねて部落差別と向き合い生きていく大切さについて、発信を続けている。
第2回 あふれでたのはやさしさだった - 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室 -
- 日時:令和7年9月20日(土曜日)10時30分〜11時30分
- 場所:えーるピア久留米 視聴覚ホール (久留米市諏訪野町1830-6)
- 講師:作家 寮 美千子 (りょう みちこ)さん
- 1995年、東京生まれ。1986年、毎日童話新人賞を受賞してデビュー。2005年、泉鏡花文学賞を受賞。2006年、首都圏から奈良に移住。2007年~2016年、奈良少年刑務所で社会性涵養プログラム講師を務め、「絵本と詩の教室」を通して、閉じてしまった少年たちの心の扉を開いていった。幼年童話から絵本・純文学・ノンフィクションまで幅広く執筆。
第3回 未来に紡ぐ絵本として ‐ つるつるのおとうと ‐
- 日時:令和7年10月8日(水曜日)18時30分~20時00分
- 場所:久留米市役所2F くるみホール (久留米市城南町15-3)
- 講師:熊本県立第一高等学校 教諭 森 孝文(もり たかふみ)さん
- 鹿児島大学教育学部を卒業、さらに大学院に進学し鹿児島大学農学部農学研究科卒業後、熊本県で高等学校の教職に就く。汎発性円形脱毛症(全身脱毛)の我が子に対する周囲の中傷やからかいに家族として胸を締め付けられた経験をもとに、絵本「つるつるのおとうと」を製作。熊本県内の保育園や小学校等を回り、絵本の寄贈を行いながら啓発活動を展開。
第4回 こんな時だから、事業所だからできること ‐ 高齢者施設が地域とともに生きることを通して ‐
- 日時:令和7年10月24日(金曜日)18時30分~20時00分
- 場所:久留米市役所2F くるみホール (久留米市城南町15-3)
- 講師:(株)いちょうの杜 施設長 堀江 桃子 (ほりえ ももこ)さん
- 久留米市内にグループホーム(認知症対応型共同生活介護)、有料老人ホームなどを運営。そのかたわら、久留米市キャラバンメイト連絡会理事長、久留米市介護福祉サービス事業者協議会理事長を務め、認知症を広く理解してもらうべく活動を展開している。自身が運営する事業所を地域に開き、互いに顔見知りになることを通して地域力を上げることを目指している。
第5回 血縁のない大家族のつくり方 ‐5年間の「じじっか」から見えてきたこと ‐
- 日時:令和7年11月12日(水曜日)18時30分~20時00分
- 場所:久留米市役所2F くるみホール (久留米市城南町15-3)
- 講師:一般社団法人 umau.(じじっか ) 代表 中村 路子(なかむら みちこ)さん
- 久留米市生まれ。2018年、女性が好きなことを仕事にするコワーキングスペースや、小さなエリアで地域を考える「くるめ10万人女子会」などを展開。2020年、血縁のない大家族づくり子育て拠点「じじっか」を立ち上げ、一般社団法人umau.(ウマウ)を設立。一人親家庭を中心に約300世帯が所属し、「実家よりも実家」をコンセプトに様々な活動を展開中。
第6回 アフガンと共に生きた中村哲医師の信念 ‐ 一隅を照らす ‐
- 日時:令和7年11月28日(金曜日)18時30分~20時00分
- 場所:久留米市役所2F くるみホール (久留米市城南町15-3)
- 講師:西日本新聞社 編集局報道センター部 次長 中原 興平(なかはら こうへい)さん
- 2002年西日本新聞社入社。久留米総局、編集局社会部、大村支局長、クロスメディア報道部デスクなどを経て、23年8月から現職。2014年、アフガニスタンで人道支援に尽くした故中村哲医師を現地で密着取材し、再審請求中の「飯塚事件」の検証取材も担当。全国水平社創立100年の節目を見据えた長期企画「人権新時代」で23年度の新聞協会賞を受賞。
第7回 久留米藩における宗教と人権 - したたかに生きた人々の証 -
- 日時:令和7年12月17日(水曜日)18時30分~20時00分
- 場所:えーるピア久留米 視聴覚ホール (久留米市諏訪野町1830-6)
- 講師:久留米部落史研究会 理事 堀田 秀茂(ほりた ひでしげ)さん
- 2012年、うきは市立吉井中学校長を最後に教育職を退職。その後も、久留米部落史研究会理事として、ライフワークである久留米藩における部落史や、江戸期に弾圧された「かくれキリシタン」「潜伏キリシタン」について調査し、確かな史実の紹介と、したたかに生きた民衆のあしあとを辿るための、様々なフィールドワークの講師として活動している。
第8回 「きこえるせかいきこえないせかい」から思うこと - 障害とはなにかを改めて問う -
- 日時:令和8年1月28日(水曜日)18時30分~20時00分
- 場所:えーるピア久留米 視聴覚ホール (久留米市諏訪野町1830-6)
- 講師:福岡ろう劇団博多 代表 鈴木 玲雄(すずき れお)さん
- 滋賀県大津市生まれ。2歳半のころ、原因不明で混合性難聴になる。滋賀県聾話学校幼稚部卒業後、大学まで普通学校に進学。高校時代に演劇部の文化祭発表に惹かれ、俳優活動を始める。現在は、1992年2月に演劇好きな聴覚障害者と手話の会のメンバーが集まって結成された「福岡ろう劇団博多」主宰として「多くの方々に拓かれた演劇」を模索中。
▲このページの先頭へ