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11月は子供・若者育成支援推進強調月間です

更新日:202411131710


子供・若者育成支援推進協調月間とは

こども家庭庁では、こどもや子育て世帯を社会全体で支える機運を醸成すべく、毎年11月を「秋のこどもまんなか月間」と定めています。
久留米市でも、「子供・若者育成支援推進強調月間」を「秋のこどもまんなか月間」の取組の一つとして位置付け、こども・若者の健やかな育成支援のための行事や広報啓発活動の集中的な実施に取り組んでいます。

最近の少年問題

令和5年中の福岡県内の少年非行情勢は、刑法犯少年の検挙補導人員が2年連続で増加したほか、大麻乱用で検挙された少年が過去最多を記録しました。
このほか、闇バイトと呼ばれる犯罪行為に加担して検挙される少年の増加、インターネット利用による犯罪被害の増加など、少年問題は、非行・被害の両面において依然として憂慮すべき状況にあります。
このような状況を改善していくためには、大人が少年問題の現状を正しく理解した上で、子どもたちを見守り指導していく必要があります。最近の少年問題について紹介しますので、家庭でお子さんと話し合うのにご活用ください。
(注意)文中の「少年」とは「20才未満の人」を指します。

闇バイトに加担する若者

闇バイトとは、SNSやインターネット掲示板などで、仕事の内容を明らかにせずに短時間で高額な報酬を受け取ることができると誘い、特殊詐欺事件の受け子や出し子、強盗事件の実行役などをさせ、犯罪組織の捨て駒となる実行役を「アルバイト」と偽って募集しているものです。
最近、目先の遊興費を得るために、10代、20代の若者がSNS上の「#高額収入、#高額バイト、#荷物を受け取るだけ、#ホワイト案件」などという甘い言葉に騙されて闇バイトに応募し、犯罪組織に利用されて逮捕される事件が首都圏内で相次いでいます。
闇バイトでは、応募の過程で犯罪組織から個人情報を求められることが多く、もし個人情報を送ってしまった場合、途中で犯罪組織から指示された仕事を拒否しても、その個人情報を基に脅迫され、警察に逮捕されるまで何度も捨て駒として利用されます。
闇バイトと偽って募集される仕事は非常に危険ですので、次のような対応をお願いします。

闇バイト

少年の薬物乱用

平成15年頃は、シンナー乱用少年が大勢検挙されていましたが、最近はシンナー乱用で検挙される少年はほとんどいなくなりました。
しかし、少年の薬物乱用がなくなった訳ではありません。近年では、大麻乱用少年が急増しており、福岡県でも令和5年中に109人もの少年が大麻を乱用して検挙されました。この状況は今年も続いており、多数の少年が大麻乱用で検挙されています。
最近は、多くの子ども達が利用するスマホゲームやSNS等を通じて大麻購入の勧誘が行われており、子ども達が興味本位で購入することも危惧されています。
また、インターネット上には、「大麻は安全である。タバコより依存性がない」などといった誤った情報が溢れています。
青少年育成課では、市内全ての小学校を対象に薬物乱用防止教室を実施し、薬物乱用の危険性を子ども達に伝えています。家庭でも、普段からこの問題に関心を持ち、「薬物の使用を誘われたら一人で悩まず家族や先生に相談する」などのルール作りについても話し合ってみましょう。

薬物乱用防止教室

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 子ども未来部青少年育成課
 電話番号:0942-35-3806 FAX番号:0942-34-9001 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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