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11月はオレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン期間です
更新日:2024年10月30日
14時47分
オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンとは
こども家庭庁では、「秋のこどもまんなか月間」の取組の一つとして、毎年11月に「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施し、児童虐待問題に関心をもってもらうよう、全国で啓発活動を行っています。(令和4年度までは厚生労働省において「児童虐待防止推進月間」として実施。)
オレンジリボン運動
子ども虐待防止のシンボルマークであるオレンジリボンを広げることで、子どもの虐待をなくすことを呼びかける運動です。オレンジリボン運動を通して、子どもの虐待の現状を伝え、多くの方に関心を持っていただき、虐待のない社会を目指していくものです。
久留米市での取組
下記の取組により、児童虐待防止や子育て支援に関する啓発を行います。
- 街頭キャンペーン
オレンジリボンや啓発物を配布し、児童虐待防止を呼びかけます。市本庁舎16階 家庭子ども相談課でもオレンジリボンを配布しています。
- ゆめタウン久留米
日時:令和6年11月5日(火曜日)14時~15時
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百年公園(農業まつり会場内)
日時:令和6年11月9日(土曜日)13時~14時
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オレンジ・パープルツリーの設置
- JR久留米駅東西自由通路
設置期間:令和6年11月1日(金曜日)~令和6年11月12日(火曜日)
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久留米シティプラザ2階 連絡通路
設置期間:令和6年11月14日(木曜日)~令和6年11月26日(火曜日)
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子育て応援動画の配信
子育て応援動画の期間限定配信。
「やる気スイッチを引き出す声のかけ方」(子育て応援動画(リンク))
- 配信期間:令和6年11月1日(金曜日)~令和6年11月30日(土曜日)まで
知ってほしい 子どもの権利
子どもの権利とは
子どもには「児童の権利に関する条約」によって定められた4つの権利があります。
- 生きる権利
命が守られ、病気やけがの治療を受けられる
- 育つ権利
自分らしく育つことができる
- 守られる権利
暴力などから守られて幸せである
- 参加する権利
意見の表明など自由な活動ができる
子どもの声を聴き、意見を尊重するために
すべての子どもが自分らしく、健やかに成長できる社会をつくるためには、子どもの意見を聴くことが大切です。
- 意見を否定したり、大人の価値観で判断しない
子どもの意見を否定したり、ないがしろにすると大人を信用しなくなり、意見を言わなくなります。大人の価値観で判断せず、一人の人間として接し、一緒に考える姿勢を示しましょう。
- 声を上げやすい環境をつくる
子どもとの約束を守る、話を最後まで聴くなど、日頃から子どもとの信頼関係を築きましょう。
- 意見を受け止める
日頃から「自分の意見を言っていい」と子どもに伝え、子どもの意見を受け止めましょう。
- 意見を強要しない
意見を言うかどうかを決める権利は子どもにあります。何も言わないことも意見の一つです。
体罰等によらない子育てを広げよう!
みんなで育児を支える社会に
令和元年6月に児童福祉法等改正法が成立し、親権者等は児童のしつけに際して、体罰を加えてはならないことが法令化され、令和2年4月から施行されました。子どもの権利が守られる体罰のない社会を実現していくためには、一人一人が意識を変えていくとともに、子育て中の保護者に対する支援も含めて、社会全体で取り組んでいく必要があります。
日本では、「しつけのために子どもを叩くことはやむを得ない」という意識が根強く存在します。しかし、体罰等が子どもの成長・発達に悪影響を与えることは科学的にも明らかになっています。しつけとは、子どもの人格や才能等を伸ばし、社会において自立した生活を送れるようにすること等の目的から、子どもをサポートして社会性を育む行為です。たとえしつけのためだと親が思っても、身体に何らかの苦痛を引き起こし、または不快感を意図的にもらたす行為(罰)は、どんなに軽いものであっても体罰に該当します。体罰は、子どもの自立や社会性を育むことにはつながりません。
体罰によらない子育てのために
- 子どもとの関わりの工夫
- 子どもの気持ちや考えに耳を傾けてみましょう。
相手に自分の気持ちや考えを受け止めてもらえたという体験によって、子どもの気持ちが落ち着いたり、大切にされていると感じたりします。
- 良いこと、できていることを具体的に褒めましょう。
子どもの良い態度や行動を褒めることは、子どもにとってうれしいだけでなく、自己肯定感を育むことにもなります。結果だけではなく、頑張りを認めることや、今できていることに注目して褒めることも大切です。
- 保護者自身の工夫のポイント
- まずは自分の気持ちに気付き、認めることが大切です。
否定的な感情が生じたときは、その原因が子どものことなのか、自分の体調の悪さや忙しさなど自分自身のことが関係しているのかを振り返ってみると、気持ちが少し落ち着くかもしれません。
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保護者自身が休むことも大切です。
自分の時間や心に余裕が無いときは、深呼吸して気持ちを落ち着けたり、窓を開けて風にあたって気分転換するなど自分なりの工夫を見つけてみましょう。
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周囲の力を借りると解決することもあります。
子どもと関わる中で、工夫をしても上手くいかないこともあります。そのようなとき、勇気をもってSOSを出すことで、知らなかった支援やサービスに出会えたり、解決につながることがあるかもしれません。
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子育てはいろんな人の力と共に
- 子育てを担うのは、大変なことです。一人で抱え込まず、市の子育て支援サービスや相談窓口を利用しましょう。
詳細は、「こども家庭庁ホームページ【こども家庭庁】」(外部リンク)をご覧ください。
ひとりで悩まないで
育児疲れや子育てに対する不安、社会的孤立などさまざまな理由から、ストレスを抱えている方も少なくありません。
そんな気持ちをひとりで抱え込んでいませんか。もし、子育てに悩んだときは、誰かに助けを求め、相談することが大切です。
あなたは、ひとりではありません。
子育てに関する相談
- こども子育てサポートセンター
電話 0942-30-9302
FAX 0942-30-9718
-
家庭子ども相談課
電話 0942-30-9208
FAX 0942-30-9718
DVや家庭問題に関する相談
-
家庭子ども相談課
電話 0942‐30‐9063
FAX 0942‐30‐9718
- 詳細は子育ての悩み相談のページにてご確認ください。
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