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202406
更新日:2024年07月19日 14時35分
6月1日と2日、久留米ふれあい農業公園で「BBQイベント」が開催されました。「福岡・大分デスティネーションキャンペーン特別イベント」の一環。1日には11組77人が、2日には14組111人が参加し、友人や家族とのひとときを楽しみました。1日には、移動動物園も登場。子どもたちはウサギやモルモットなどと触れ合いました。
平野あけみさん(山本町)は、「自然の中でバーベキューができ、友人とも気兼ねなく楽しめました」と話しました。
6月1日、久留米シティプラザで「暴力団壊滅久留米市民総決起大会」が開催されました。市民や警察など約1,500人が参加。原口新五市長は、「暴力団の縮小、壊滅のためには皆さんの協力が必要です。一致団結して安心して暮らせるまちをつくりましょう」と呼びかけました。
大会の最後は、参加者全員でシュプレヒコールをあげて、暴力団壊滅への決意を新たにしました。
6月3日(月曜日)、久留米市と県行政書士会は、災害時に被災者を速やかに支援できるよう協定を結びました。昨年7月大雨では、同会が被災者からの相談や申請手続きを支援。その実績をふまえ、大雨の時期を迎える前に協定を結び、災害に備えます。日本行政書士会連合会公式キャラクター「ユキマサくん」も、「力を合わせるニャ!」と連携をアピール。
県行政書士会の田村会長は「平時からの連携が大事。災害時には市民に寄り添い、日ごろのノウハウを発揮して支援したい。」と話しました。
九州各地で物件のリノベーションを手掛けるNPO法人福岡ビルストック研究会が、国土交通省の「地域価値を共創する不動産業アワード」で大賞に輝きました。同法人は、福岡・熊本・長崎・鹿児島など24地域の事業体で構成。2014年から「九州DIYリノベWEEK」と題した交流イベントを久留米市などで開催し、休眠不動産の再生と地域活性化に貢献している点が高く評価されました。
6月4日、同法人メンバー4人が市長を表敬訪問。理事長の吉原勝己さんは、「久留米は投資ではなく、コミュニティの力でまちを再生するのが特徴。全国のモデル事例として発信し、地方都市の再生につなげていきたい。」と話しました。リノベーション事例は、櫛原駅前のハンダアパートや、松葉ビレッジ(合川町)、コーポ江戸屋敷などで見ることができます。
6月5日、北野町の農業法人「エイチアイ」が5月に兵庫県で開催された「第62回西日本実業柔道団体対抗大会 男子第2部」で優勝したことを橋本副市長に報告しました。
次鋒を務めた代表取締役の稲吉久徳さん(写真中央)は「選手一人ひとりが自分の役割を果たしてくれた。タイトルを獲得したのは今大会が初めて。勝因はチームの総合力だと思う。次の目標は8月の九州柔道大会で優勝することです」と話しました。
6月6日に桑原康輔さん(東明館中1年)が、「SAKURA JAPAN MUSIC COMPETITION ピアノ部門全国大会」の小学生高学年の部で4位に入賞したことを原口市長に報告しました。大会は桑原さんが日吉小6年時の3月に埼玉で開催。予選を突破した9人で競われました。
桑原さんは「毎日3~4時間練習しています。大会当日はあまり緊張せず、成果が出せて良かったです。全国各地の大会に出場していますが、ご当地のストリートピアノを弾くのも楽しいです。今後は学校生活とピアノを両立できるよう頑張ります」と話しました。
6月7日に久留米花卉園芸農業協同組合が原口新五市長にバラの花束とフラワーアレンジメントを贈りました。父の日にバラを贈る習慣を広め、久留米のバラをPRする取り組み。贈られたのは、淡い黄色で花持ちの良さが特徴の「サンサ」という品種です。堤正昭組合長は「バラはストレス解消や心にゆとりを与える効果があります。久留米には素晴らしい技術を持った生産者がいます。多くの人に久留米のバラを知ってほしいです」と話しました。贈呈された花束とフラワーアレンジメントは市庁舎1階と8階に展示しています。
6月7日、「みんなで流域治水!」に取り組んだ11団体に橋本副市長が感謝状と記念のスコップを贈呈しました。この活動は、昨年に引き続き3回目。5月8日と19日、24日に市民と協働で排水路などのしゅんせつや土のうづくりをしました。
市土木協同組合の近藤博和理事長(前列左から3番目)は「地元は自分達で守るという気持ちで取り組みました。市民の皆さんからも感謝の声が届いているので、来年も続けたいです」と話しました。
6月10日に大正10年から続く古美術店「觀古堂」(中央町)が、芸術・文化の推進に役立ててと、市立小中学校に美術品を寄贈しました。贈られたのは市出身の洋画家である坂本繁二郎の木版画「梅」や、ダ・ヴィンチ、セザンヌ、ミレーなどの絵画のレプリカ12点。觀古堂代表の田中康資さんは「有名な美術品を見てもらうことで子供たちの心を豊かにしたい。今後の情操教育に活用してもらいたい」と話しました。
6月15日と16日、御井小の児童50人と保護者が学校に泊まり、キャンプをしながら災害への備えを学びました。同小保護者らが子どもたちの防災意識を高めようと企画し、今回が2回目です。
子どもたちは、空き缶を使って炊飯したり、ダンボールでベッドを作ったりしました。2日目は、防災食の朝食で始まり、地震体験車で揺れの大きさを体験して、災害時をイメージしました。
大原虎之介さん(6年)は、「ダンボールが足りなくなったので、どうやって補うかを考えました。災害があった時に助かる方法を学びたいです」と話しました。
6月20日に城島少年剣道部、西武館道場、西牟田少年剣道クラブの選手12人と監督が「第58回全国道場少年剣道大会」に出場することを原口新五市長に報告しました。大会は7月30日(火)から日本武道館で開催されます。城島少年剣道部の宇戸田虎二郎さん(1枚目左から3番目。筑後中3年)は「日本武道館での試合は初めて。緊張しますが、優勝できるよう頑張ります」、渡辺愛斗さん(1枚目左から4番目。諏訪中3年)は「小学1年から剣道を始めました。日々の練習を頑張り、全国制覇したいです」と大会への意気込みを話しました。
6月21日、本庁舎くるみホールで「災害支援関係企業・団体による情報交換会」が初めて開催されました。ボランティアセンターの運営支援や排水ポンプの貸し出し、避難所への物資提供、子どもの居場所の確保など、昨年の支援活動を多岐にわたり報告。班に分かれて課題を共有し、協力できることを出し合って、大雨の時期を前に関係を深めました。
ダイハツ工業九州開発センター長の渋谷茂伸さんは「自分たちはボランティアセンターの運営に関わったが、災害時の子どものケアなどさまざまな支援が必要だと気付いた。視野が広がりました。」と話しました。
6月22日から7月27日までの毎週土曜、「第53回久留米ほとめき通り商店街土曜夜市」が開催されました。アーケードには約100の出店が並び、かき氷や子ども向けのくじ引きなど、家族や友人らと楽しむ人であふれました。六角堂広場であった開幕式では、日吉小児童の金管バンドがファンファーレを披露。
家族と来た鐘ヶ江真亜沙さん(西国分小3年)は、「ハワイアンブルーのかき氷がおいしかった。ヨーヨー釣りをしたいです」とにっこり。
6月25日、ナナイロプリズム福岡が市に飲酒運転撲滅に向けた啓発動画を寄贈しました。同チームは久留米市を拠点に活動する7人制女子ラグビーチームです。動画は久留米警察署と共同で制作。選手が出演し、タックルやスクラムで飲酒運転撲滅を訴えます。
小笹知美選手(1枚目前段左から2番目)は「市内の飲酒運転の件数はとても多い。この動画を通して、飲酒運転撲滅に対する意識を持ってもらえれば。飲酒運転が無くなることを心から願っています」と話しました。寄贈式後は、本庁舎1階ロビーで啓発活動を行いました。動画は本庁舎1階ロビーで放映中。市のユーチューブやインスタグラム「セーフコミュニティ広めるっ隊」でも見られます。
6月26日、久留米市とプロラグビーチームのルリーロ福岡はホームエリアに関する協定を締結しました。ジュニアアスリートの発掘・育成など、協力して地域活性化やスポーツ文化の振興に取り組みます。
代表の島川大輝さん(1枚目前列中央)は「地域のバックアップを力強く感じている。活動を通して子供たちの可能性や未来を広げていければ。地域に根付いたチームとしてリーグワン(国内最高峰のラグビーリーグ)に挑みたい」と意気込みを語りました。
6月27日、久留米市は市内のジュニアアスリートに野菜や肉などの地場食材を贈りました。食材を受け取ったのは「福岡県タレント発掘事業」に選ばれた小・中学生9人。同事業は身体的能力が高い子どもを選抜し、さまざまなプログラムを通じて能力向上を支援する取り組みです。市も「食」の面から応援します。食材を受け取った権藤涼太さん(北野中3年)は「応援してもらっていることを改めて痛感した。県大会出場を目指して練習を頑張りたい」と話しました。
食材はアスリートフードマイスターの野村恭子さんが、道の駅くるめで調達。贈呈式のあと、効果的な食べ方や食材選びのポイントなどの講習を行いました。
6月27日に久留米市セーフコミュニティ推進協議会を開催し、これまでの取り組みの成果を基に今後の方針について話し合いました。セーフコミュニティは『けがや事故は偶然の結果ではなく、予防することができる』という理念に基づいて、予防に重点を置き、地域社会全体で進める安全安心なまちづくりの取り組みです。
今回は、近年増加傾向にある特殊詐欺被害防止をテーマに意見交換を実施。協議会の委員からは、身近に起きている特殊詐欺の事例が紹介され、共感や驚きの声が上がりました。警察から報告された特殊詐欺の傾向を基に対策を話し合い、警戒を強めました。
6月27日、市が主催する「保育所・認定こども園見学バスツアー」が始まりました。保育士などを目指す学生らを対象に、市職員が各園を案内。来年2月までの全8回開催です。初回には3人が参加し、4園を訪れました。
参加した保坂夏希さん(筑女大4年)は、「保育環境を見学できたり、遊びを大切にしていることが聞けたりして良かったです」と話しました。
6月27日、久留米市と福岡県弁護士会は災害時連携協定を締結しました。日ごろから、勉強会などを通して連携を強化。災害時に迅速な被災者支援ができるよう体制を整えることが目的です。
県 弁護士会は平成29年の九州北部豪雨時から被災者を支援。災害後の生活再建や住宅損壊の相談会などを実施しています
德永響会長(写真右・右)は「災害時はパニックに陥りやすくなる。迅速に対応できるよう、日ごろからの連携強化に努めたい」と話しました。