トップ > 暮らし・届出 > 上下水道 > 久留米の水だより > （テキスト版）久留米の水だより第34号（令和7年6月1日発行）
（テキスト版）久留米の水だより第34号（令和7年6月1日発行）
更新日：2025年09月01日
03時00分
PDF版
PDF版については、以下のページをご覧ください
テキスト版
表紙
久留米市では、様々な浸水対策を行っています。普段は憩いの場として親しまれる中央公園も、大雨時は3つのゾーン合わせて最大17,000トンの雨水を貯留することができます。
- 豆知識
久留米市内の下水道管をつなぎ合わせると約1,400キロメートルです。久留米市から福島県福島市までの距離となります。
特集記事 大雨に備えて
大雨による災害は、近年、久留米市内でも頻繁に発生しています。大雨が降ると浸水や洪水、土砂崩れのリスクが高まり、皆さんの生活に影響する可能性があります。このため久留米市では、皆さんの安全安心のために大雨災害対策を強化しています。今回の特集では、久留米市企業局が取り組む浸水対策と皆さんが実践できる大雨災害対策について紹介します。
- 久留米市企業局の浸水対策
- 篠山排水ポンプ場の増強
大雨により筑後川などの川の水位が上がると、そこに流れ込む川への逆流を防ぐために水門を閉めることがあります。水門を閉めると、行き場を失った雨水で家や道路が浸水することがあります。そのような被害を防ぐため、ポンプの力で雨水を川に流す施設を排水ポンプ場といいます。
久留米市旭町にある篠山排水ポンプ場では、令和6年度にポンプ１台を増設し、1秒あたり34トン（お風呂170杯分）の雨水を筑後川に流せるようになりました。
【問い合わせ先】
上下水道部下水道施設課
電話番号：0942-39-1155
ファックス番号：0942-39-1155
- 久留米大学雨水貯留施設の整備
雨水貯留施設とは雨水を一時的に貯めることができる施設のことで、下流域の川の水位が上がるのを抑えます。
久留米市御井町にある久留米大学雨水貯留施設は、久留米大学のグラウンドを活用した施設で、令和5年度に完成しました。下弓削川の支流である井田川の水位が上昇すると、最大21,800トン（25メートルプール約50杯分）の雨水を貯めることができ、久留米大学周辺及び井田川下流域の浸水被害を軽減します。
令和6年7月1日の大雨では、約5,000トンの雨水を貯留しました。
【問い合わせ先】
都市建設部河川課
電話番号：0942-30-9075
ファックス番号：0942-30-9712
- 個人でできる大雨対策
身の回りの安全を確保したうえで実践してみてください。
- 下水道対策
風呂水などの排水を控える
大雨時は下水処理場において流入水が増加し、処理に支障をきたします。そのため、風呂水などの排水をできるだけ控えていただくよう、ご協力お願いします。
トイレなどに水のうを置く
大雨により下水道管内の水量が増加すると、汚水が逆流し、排水口などから吹き出してしまうことがあります。トイレなどから「ゴボゴボ」と音がしたり流れが悪いときは、ビニール袋に水を入れた「水のう」を置くと汚水の逆流を抑える効果があります。
【問い合わせ先】
上下水道部給排水設備課 排水設備チーム
電話番号：0942-30-8569
ファックス番号：0942-38-2694
- 浄化槽対策
ブロワーを高い場所に置く
ブロワー（浄化槽ポンプ）は、水に浸かると故障する恐れがあります。浸水しそうな時は、一時的に屋内や高いところなどに避難させましょう。
フタに重りを置く
浸水時は浄化槽のフタが浮き、流されることがあります。フタをしっかりと閉め、その上に重りを置いて流出を防ぎましょう。
【問い合わせ先】
上下水道部給排水設備課 浄化槽チーム
電話番号：0942-30-9237
ファックス番号：0942-38-2694
- その他の対策
雨水貯留タンクや雨水浸透桝を設置する
雨水貯留タンクとは、屋根に降った雨水を一時的に貯める設備です。また、雨水浸透桝とは、雨水を地中に浸透させるための設備です。
雨水の流出を抑えることで川や水路の負担を減らし、浸水被害を減らすだけでなく、貯まった雨水は庭の水やりや災害時の備えとして活用できます。
久留米市では、設置費用を一部補助する制度があります。
【問い合わせ先】
都市建設部河川課
電話番号：0942-30-9075
ファックス番号：0942-30-9712
6月1日～7日は水道週間です
令和7年度の水道週間スローガン「透き通る 誇れる水に 感謝する」
水道週間に合わせ、市内の小学4年生（現5年生）を対象に水道週間児童図画コンクールを実施しました。
入賞作品は6月頃にホームページへ掲載予定です。
令和7年度予算のお知らせ
将来にわたって安定的に事業を継続するため、「久留米市上下水道事業経営戦略」に基づく取り組みを着実に実施していき、持続可能な運営に努めていきます。
- 水道 84億500万円
水道水の安全の確保、災害に強い施設づくりや老朽化対策等に努め、安全でおいしい水をお客様へ供給します。
主な取り組み
- 管路の更新、耐震化等 5億1,900万円
- 浄水・配水施設の設備更新等 1億3,700万円
- 浄水施設の運転監視や水質管理等 4億4,000万円
- 企業債（借入金）償還金 11億9,600万円
- 下水道 179億4,600万円
自然災害に強い施設を整備し、環境に配慮した下水処理を行うことで快適で安全な暮らしを提供します。
主な取り組み
上下水道クイズ
正解者の中から抽選で5名様にくるっぱタンブラーを差し上げます。
【問題】現在、篠山排水ポンプ場は1秒あたり何トンの雨水を筑後川に流すことができるでしょう？
クイズの答え、住所、氏名、年齢、電話番号、紙面への意見や感想、とりあげてほしい内容をはがきかメールかファックスで営業管理課へ。令和7年6月30日（月曜日）必着、複数の応募は不可です。当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
【申込み先】
〒839-8501
上下水道部 営業管理課（住所記入不要）
ファックス番号：0942-38-2694
- 令和6年9月号の問題
水道水を作るために必要な時間は約〇時間です。
答え「9時間」でした。
電話番号のご案内
- 上下水道料金センター（日・祝日は電話受付のみ）
電話番号 0942-30-8512、ファックス番号は 0942-30-8560です。
受付時間 8時30分から18時まで
上下水道の利用開始・中止、水道メーター検針、料金のお支払い
- 夜間・休日受付
電話番号 0942-30-8500
月曜日から金曜日 17時15分から翌朝8時30分
土曜・日曜・祝日・年末年始 24時間受付
漏水等緊急を要するとき
▲このページの先頭へ
