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久留米市企業局上下水道部 久留米の水だより
更新日:2024年12月01日
05時00分
久留米の水だよりは年に3回広報久留米と同時に久留米市内の全世帯へ配布しています。上下水道事業の予算、決算のお知らせ、水質情報や上下水道のイベント情報などを掲載しています。バックナンバーについては、以下のページをご覧ください。
【最新号】久留米の水だより第33号(令和6年12月1日発行)
PDF版
テキスト版
- 表紙
令和6年10月26日(土曜日)、南部浄化センターで上下水道フェア2024を開催しました。約2,200人が参加し、給水車での給水体験や微生物の観察、施設見学やパネル展示などを通して、水道と下水道について楽しく学びました。
- 豆知識
マンホールふたが丸いのは、ふたが丸いとマンホールの中に落ちないからです。四角のふたは、ななめにすると落ちてしまいます。
- 特集記事 令和5年度決算のお知らせ
- 水道事業
市民生活に欠かせないライフラインとしての役割を果たすため、古くなった水道管や浄水施設の更新・耐震化など、計画的に取り組みました。また、水道使用率が低い田主丸地区の水道管整備を見直し、一時休止しました。
水道水をつくり、届けるための経費と財源(収益的収支)は、水道料金などの総収益46億2,622万円に対し、総費用は43億5,566万円で、純利益は2億7,056万円となりました。また、水道管の布設や施設の耐震化工事などの経費と財源(資本的収支)は、借入金などの収入10億9,697万円に対し、支出は28億5,554万円で、不足額は17億5,857万円となりました。なお収支の不足分は、水道事業会計で積み立てた資金などで補填しています。借入金の返済額が借入金額を上回っているため、企業債借入残高は減少傾向にあります。令和5年度末の借入残高は約79億1,800万円です。
- 下水道事業
生活環境の改善や公共用水域の水質保全のため、汚水事業と雨水事業を行っています。汚水事業では、久留米市生活排水処理基本構想を改定し、公共下水道の整備区域の縮小見直しを行いました、雨水事業では、雨水幹線貯留施設の築造工事に取り組みました。
汚水や雨水を処理するための経費と財源(収益的収支)は、下水道使用料などの総収益74億9,333万円に対し、総費用は67億3,232万円で、純利益は7億6,101万円となりました。また、下水道管の布設や施設の耐震化工事などの経費と財源(資本的収支)は、借入金などの収入82億9,421万円に対し、支出は128億7,280万円で、不足額は45億7,859万円となりました。なお収支の不足分は、下水道事業会計で積み立てた資金などで補填しています。借入金額が借入金の返済額を上回っており、企業債借入残高は年々増加しています。令和5年度末の借入残高は約720億5,400万円です。
【問い合わせ先】
上下水道部経理課
電話番号:0942-30-8506
ファックス番号:0942-30-8570
- 経営戦略の中期改定を実施しました
経営戦略とは、公営企業が将来にわたりサービスの提供を安定的に継続することを目的とした、中長期的な経営の基本計画です。久留米市企業局の経営戦略は、経営の健全化と基盤強化を図り、安全安心で持続可能な上下水道事業を確立するために令和2年度(2020年)に策定しました。なお、計画期間は令和3年度(2021年)から令和12年度(2030年)の10年間です。
策定から3年が経過した現在、経営環境が厳しさを増し、今後も人口減少による料金収入の減少や施設の老朽化による大規模な更新投資などが見込まれる状況です。特に下水道事業では、前期において経営改善を目的に、生活排水処理基本構想を見直し、下水道使用料改定に向けた準備を整え、経営戦略の中期改定に反映しました。しかし、今後も厳しい経営状況が続くことが見込まれています。
上下水道事業は、市民生活を支える重要なライフラインとして、事業の効率化や民間の活用など様々な手法を検討しながら、さらなる経営の健全化を目指します。
【問い合わせ先】
上下水道部総務
電話番号:0942-30-8504
ファックス番号:0942-30-8570
- 人工衛星とAIを活用した水道管の漏水調査などを実施します
この取り組みでは、人工衛星が撮影する衛星画像をAI(人工知能)が解析し、それによって特定した漏水範囲の現地調査を行います。また、その結果を含む様々な情報をもとに、AIによる水道管の劣化予測・更新計画を策定する実証的なものです。これにより、漏水箇所の早期発見・早期修繕や今後の管路更新に活用することで、より効果的で安定した水道事業を目指します。
【問い合わせ先】
上下水道部上水道整備課
電話番号:0942-30-8525
ファックス番号:0942-38-2694
- 水道管の凍結に備えましょう
寒気が到来する時期には、天気予報をチェックしましょう。気温が0度を下まわると、水道管が凍結したり破損したりする恐れがあります。
寒くなる前には市販の保温材で水道管を保護しましょう。タオルとビニール袋など、身近な物でも代用できます。
屋外や日当たりの悪い場所、風当たりの強い場所にある水道管や蛇口、水道メーターは特に注意が必要です。
【問い合わせ先】
上下水道部上水道整備課
電話番号:0942-30-8525
ファックス番号:0942-38-2694
- 久留米市の水道水質検査結果
お客様にお届けする水道水が、水道法の水質基準に適合しているかどうかを市内15か所の採水地点で毎月検査しています。結果は、すべて適合していました。また、国が示すおいしい水の要件をおおむね満たしており、安全でおいしい水をお届けしています。なお、久留米市の水道水中の有機フッ素化合物ピーファスは、暫定目標値を十分に下回っています。
【問い合わせ先】
上下水道部浄水管理センター
電話番号:0942-43-5826
ファックス番号:0942-43-7910
- 下水道に接続しましょう
清潔で快適な生活環境や、川や海などの環境を守るために、下水道が整備された地域の皆さまは、速やかに下水道への接続をお願いします。接続の際は、水洗便所改造資金の融資あっせん及び利子補給の制度があります。利用の要件や注意点など、詳しくはお問い合わせください。
【問い合わせ先】
上下水道部給排水設備課
電話番号:0942-30-8569
ファックス番号:0942-38-2694
- 上下水道関連の悪質セールスにご注意ください
無料の水質検査や宅内の給排水管の調査等を行った後に、不安をあおり必要のない修理等や洗浄作業を勧め、高額な料金を請求する悪質な業者がいます。そのような、被害にあわないために、必要がなければきっぱりと断る、その場で契約しない、などを心掛けましょう。
【問い合わせ先】
上下水道部給排水設備課
電話番号:0942-30-8522
ファックス番号:0942-38-2694
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下水道使用料改定の適用時期
令和7年4月から、下水道使用料が改定となります。下水道の使用期間が、改定日の令和7年4月1日をまたぐ場合の算定方法は次のとおりです。
- 改定後の下水道使用料単価は、令和7年4月1日以降の使用分から適用します。
- 使用期間が令和7年4月1日をまたぐ場合、3月31日までは改定前の単価で、4月1日からは改定後の単価で、日割り計算をします。
【問い合わせ先】
上下水道部営業管理課
電話番号:0942-30-9078
ファックス番号:0942-38-2694
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