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田んぼダムの仕組み

更新日:202509121656


田んぼダム

事業概要

 水田がもともと持つ「水をためる機能」を有効的に活用し、水田に降った雨を一時的にためることで、洪水被害を軽減する取り組みです。

 水田の排水口に田んぼダム用のセキ板を設置することで、水田にたまった雨を水路や河川にゆっくりと排水することができ、下流域の洪水被害の軽減が期待できます。

仕組み

 水田の排水口に水位調整ができるセキ板を設置します。
 セキ板を設置することで、時間をかけてゆっくりと水路に水を流すことができるようになります。

現地で実際に設置しているセキ板の画僧 セキ板設置状況

水の流れる量を比較したグラフ画像 水の流れる量を比較したグラフ

セキ板の種類

 セキ板は、木製の合板等を四角形やV字型に切り抜いて作製します。
 切り抜いた部分から、少しずつ水が流れていくため、セキ板は基本的に設置したままです。

排水口に設置するV字形スリットの画像 V字型スリット

排水口に設置する四角形スリットの画像 四角形スリット

取組みの効果

 高さ10センチメートルのセキ板を設置することで、面積(平方メートル)×高さ(0.1メートル)の水を貯めることができます。

取組みへの補助

田んぼダムに取り組んでいただく皆様に対して、2つの支援を行っています。

久留米市と多面的活動団体、土地改良区、水利組合や2人以上の任意団体との間で業務委託契約を行っております。

  1. セキ板製作費として1枚あたり1000円(板の支給はありません。)
  2. セキ板・畦畔の管理費として10アールあたり1000円
  3. のぼり旗の設置等PR活動費として10000円(のぼり旗は、市で支給します。)

多面的機能支払交付金事業の資源向上支払交付金(共同活動)に取り組んでいる組織には、従来の交付金に上乗せして、加算措置が受けられます。なお、加算を受けるためには、交付対象面積のうち、5割以上で田んぼダムに取り組む必要があります。

追加加算単価は、10アールあたり400円(資源向上支払交付金(共同活動)を5年以上実施した組織は、加算単価300円となります。)

関連リンク

田んぼダム取組手順PDFファイル(628キロバイト)このリンクは別ウィンドウで開きます

多面的機能支払交付金について

流域治水の取り組みをわかりやすく紹介

担当課・問い合わせ先

本事業に関するご不明点等は以下へお問合せください。
担当課:農村森林整備課
電話番号:0942-30-9166
FAX番号:0942-30-9717

このページについてのお問い合わせ

 流域治水推進プロジェクト
 電話番号:0942-30-9073 FAX番号:0942-30-9714 電子メール(専用フォーム)でのお問い合わせ

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