トップ > 暮らし・届出 > 道路・公園・河川 > 流域治水推進プロジェクト > 田んぼダム > 田んぼダムの仕組み
更新日:2025年09月12日 16時56分
水田がもともと持つ「水をためる機能」を有効的に活用し、水田に降った雨を一時的にためることで、洪水被害を軽減する取り組みです。
水田の排水口に田んぼダム用のセキ板を設置することで、水田にたまった雨を水路や河川にゆっくりと排水することができ、下流域の洪水被害の軽減が期待できます。
水田の排水口に水位調整ができるセキ板を設置します。
セキ板を設置することで、時間をかけてゆっくりと水路に水を流すことができるようになります。
セキ板設置状況
水の流れる量を比較したグラフ
セキ板は、木製の合板等を四角形やV字型に切り抜いて作製します。
切り抜いた部分から、少しずつ水が流れていくため、セキ板は基本的に設置したままです。
V字型スリット
四角形スリット
高さ10センチメートルのセキ板を設置することで、面積(平方メートル)×高さ(0.1メートル)の水を貯めることができます。
田んぼダムに取り組んでいただく皆様に対して、2つの支援を行っています。
久留米市と多面的活動団体、土地改良区、水利組合や2人以上の任意団体との間で業務委託契約を行っております。
多面的機能支払交付金事業の資源向上支払交付金(共同活動)に取り組んでいる組織には、従来の交付金に上乗せして、加算措置が受けられます。なお、加算を受けるためには、交付対象面積のうち、5割以上で田んぼダムに取り組む必要があります。
追加加算単価は、10アールあたり400円(資源向上支払交付金(共同活動)を5年以上実施した組織は、加算単価300円となります。)
本事業に関するご不明点等は以下へお問合せください。
担当課:農村森林整備課
電話番号:0942-30-9166
FAX番号:0942-30-9717