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流域治水の推進

更新日:202206301753


流域治水とは

 これまでの河川対策だけではなく、気候変動の影響や社会状況の変更などを考慮して、河川の流域の国・県・自治体などの関係者が協働して、治水対策を進めることです。「集水域」から「氾濫域」にわたる流域に関わる全員で、水災害対策を行います。

流域治水のイメージ 流域治水のイメージ図
「集水域」は、雨水が河川に侵入するエリア
「氾濫域」は、河川などの氾濫で浸水が想定されるエリア

(出典:福岡県流域治水パンフレット)

流域治水対策の3本柱

 治水計画を「気候変動による降雨量の増加などを考慮したもの」に見直します。水が集まる区域と川が流れている区域だけでなく、大雨等により氾濫する区域も含めて一つの流域と考えます。地域の特性に応じて、次のようなハード・ソフト対策を一体で多面的に進め、流域治水の効果を高めていきます。

  1. 氾濫をできるだけ防ぐ・減らす対策(川からあふれる水を減らす対策)
  2. 被害対象を減少させるための対策(住まい方の工夫などで被害を減らす対策)
  3. 被害の軽減、早期復旧・復興のための対策(避難などにより被害を減らす対策)

3本柱のイメージ

(出典:福岡県流域治水パンフレット)

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