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更新日:2021年09月10日 14時45分
カラスを含む野生の鳥獣(鳥類、ほ乳類)は、「鳥獣保護管理法」に基づき原則として捕獲が禁止されています。
鳥獣が農林水産物に被害を与えた場合、またはその恐れのある場合で、生産者自身による被害防除の実施、又は、追払い等を行っても被害を防止できないときには有害鳥獣として捕獲することが認められています。
詳しくは、「有害鳥獣捕獲について」をご覧ください。
なお、卵やヒナがいない場合、巣の撤去に許可は不要です。
理由 | 解説 |
---|---|
天敵の不在 | 人間の都市開発により森や草原などの自然がなくなると、 カラスの天敵であるタカやフクロウの仲間がいなくなります。 |
食べ物 | 住宅地で多く排出される生ごみは、カラスにとっては栄養価の高いエサとなります。 また、人間がハトや野良猫などにあげている餌も、カラスを引き寄せる原因となります。 |
子育て | 木の代わりに鉄塔や電柱に、ハンガーなどを利用して巣を作るカラスもいます。 カラスは、十分な食べ物と天敵のいない安全に子育てできる場所を手に入れ、 住宅地へと生息域を広げていきました。 |
カラスによる問題とその対策について解説します。
カラスにとって生ごみはごちそうです。
ごみの減量と出し方でカラスの被害を減らす事ができます。
食べ物がなくなれば、カラスはそこから次第にいなくなっていきます。
カラスが人を襲うのは、主に繁殖期(春から初夏)です。
人間から大切なヒナを守ろうとする行動です。
ほとんどの場合、ヒナが巣立てば攻撃しなくなります(巣作りから巣立ちまでの期間は約2か月)。
巣やヒナに近づいた人間には威嚇をします。
威嚇しても人が去らない場合、後ろから頭上をかすめて飛んだり、足で蹴る、つつくなどの攻撃をします。
市では、生活環境被害による捕獲ができないため、繁殖期には下記のことに気を付けて、自己防衛を徹底しましょう。
危険度 | カラスの行動 |
---|---|
小 | 大声で鳴く |
中 | 鳴きながら周りを飛ぶ |
大 | 木をつついたり、小枝を折ったり、木の葉を散らす |
身近にいるカラスは主に「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」の2種類です。
最近街中で見かけるのは主に森林で生活していた「ハシブトガラス」が多いです。
種類 | ハシブトガラス | ハシボソガラス |
---|---|---|
大きさ | 全長56センチくらい |
全長50センチくらい (一回り小型) |
くちばし | 太い | 細い |
額からくちばしの形 | 出っ張っている | なだらか |
鳴き声 | カアカア(澄んだ鳴き声) | ガアガア(濁った声) |
鳴き方 | 頭を前に出し、尾を上下 | 頭を上下 |
好む食べ物 |
雑食、木の実、肉類 (脂っこいもの) |
雑食、農作物、昆虫 |
住みか | 森林、都市部 | 郊外、農村部 |
内容ごとに下記の窓口にご相談ください。
農政部農村森林整備課
電話番号:0942-30-9166
FAX番号:0942-30-9717
環境部資源循環推進課
電話番号:0942-37-3342
FAX番号:0942-37-3344
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