トップ > 組織からさがす > 農政部中央卸売市場 > お知らせ > 「魚ってこんなにおいしかったんだ!家族で食べよう魚ごはん」講座レポート
更新日:2024年09月13日 09時03分
「魚料理のおいしさを知ってほしい」「市場の新鮮な魚をもっと食べてほしい」という思いをもった魚料理のプロを講師に迎え、北野生涯学習センター別館で、夏休み小学生親子料理教室を開催しました。
講師を務めてくれたのは、久留米市地方卸売市場水産物部で仕入れを行っている鮮魚店店主、飲食店経営者や料理人の皆さんです。
市場は、一言で言うと「お店のお店」。スーパー、八百屋さん、魚屋さん、それからレストランなど飲食店の方々が、魚・野菜・果物などを買いに行く所です。市場でどんなことをしているかということや、魚・野菜・果物などが家庭に届くまでの仕組みを説明する動画を視聴していただきました。
新鮮な魚は、水産物を国内だけでなく外国からも集めている、卸売会社の福岡県魚市場株式会社久留米魚市場からの提供です。
調理する「鯛」「太刀魚」、そして「ぶり」の説明に皆さん興味津々です。魚の大きさに、皆さん驚いていました。
プロが魚をさばく様子は、なかなか見る機会がありません。鮮やかな包丁さばきに、子どもたちも保護者も前のめりで見入っていました。
初めての魚料理にドキドキしている様子が伝わってきましたが、講師の皆さんの優しい補助と美味しそうな香りに、だんだん笑顔が見られるようになりました。
講師から「太刀魚にまぶす小麦粉は、しっかりつけて、しっかり落とす」「ぶりの照り焼きのたれは、料理酒ではなく日本酒を使う」など、美味しく作るためのコツも伝授。
市場の「いけす」で朝まで泳いでいた鯛は、講師がお刺身にしてくれました。
あっという間に「ぶりの照り焼き」と「太刀魚のから揚げ」の出来上がり。自分たちで作った二品と鯛のお刺身に加え、最初にすき引きしたぶりの鱗を素揚げしたせんべいと、ぶりのあらで作ったお吸い物も加わって魚ずくしの豪華な食卓になりました。
食事の前に、講師から「命をいただく」というお話しや、「お家でも魚料理に挑戦してね」というお話しに、子どもたちが大きくうなずいていました。
今回のメニューは、料理人の講師が、家庭でも簡単に作れるよう、極力シンプルなレシピになるよう考えてくれました。
これからお家でも作って食べてみてくださいね。
(当日の資料を掲載していますので、参加いただけなかった方も、ぜひ魚料理にチャレンジしてみてください。)